自宅で気軽に音楽を楽しみたい!そんな時には、音楽を聴くことや、楽器の演奏をして楽しんでいる方も多いかと思います。最近では気軽に音楽を作ったり、アレンジしたり、オンラインでセッションをしたりと、色んな楽しみ方が広がっています!
DTMは、そんなプラスアルファに音楽を楽しむ選択肢を増やしてくれるものです。
デスクトップ・ミュージックの略(和製英語)。PCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを使って自宅で音楽制作をすることの総称。
PCは苦手だし、DTMは複雑で難しそう!と考える人もいるかもしれませんが、実は最近は、DTMはどなたにでもすぐに始められるぐらい、敷居が低くなってきています!
もちろん、突き詰めればプロレベルのレコーディングや作曲にまで至りますが、スマートフォンの普及や端末のスペックの進化などにより、現在はとても気軽に、簡単にスタートすることができます!
では、DTMでどんな楽しみ方ができるのか、簡単にスタートする方法と合わせてご紹介していきたいと思います!
スマートフォンのDTMアプリは、現在はとても充実しています!スマートフォンのアプリは操作もシンプルになっているため、スタートするには非常にとっつきやすいものとなっています。その上機能性も高まってきているため、気軽に楽しむのはもちろん、本格的な作曲やレコーディングまで深く追求していくことも可能です。
初心者がDTMをスタートする上で最低限必要なものは、スマートフォンだけ!
そこからやりたいことに応じて、機材を足していくことが可能です。
「nana」や「ポケカラ」などのアプリではiPhoneなどで簡単にカラオケを楽しむことができます。
DTMなのにカラオケ?と違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、歌をレコーディングするという工程を含むため、これも立派なDTMです!
スマートフォンの内蔵マイクを使って録音することもできますが、スマートフォンに付属するイヤホンマイクなども使用できます。
さらに歌の音質を良くしたい場合はUSBマイクやオーディオインターフェイスなどを使用することで簡単に音質UPが可能です!
上記のようなオーディオインターフェイスに、ダイナミックマイクやコンデンサーマイクを接続することで一気に音質UP!
先にご紹介した「nana」や「ポケカラ」ではSNSで共有することはできるものの、YouTubeなどの動画サイトにアップロードすることはできません。
「GarageBand」などの音楽制作アプリに伴奏やオケのデータを入れて、それに重ねて歌を録音することでアップロード用の音源作成が可能です。
オケのデータは、YouTubeなどの動画投稿サイトにアップされた音源や、配信サイトなどからダウンロードします。(利用規約を確認してルールを守って使用しましょう)
また、GarageBandにはたくさんの楽器の音色が入っているため、一歩踏み込んで自分で伴奏から作るのもおすすめです!
例えば「GarageBand」アプリでは、ギターやベース、ドラム、シンセサイザーなど様々な楽器をアプリ上で演奏ができます。楽器が弾けなくても大丈夫!様々なガイド機能が備わっているため、いじっているだけでもすぐ直感的に演奏することができます。気に入ったフレーズが見つかったら早速録音をしてみましょう!
MIDIキーボードを使うことで、鍵盤でフィジカルに演奏することができます!
お持ちの楽器の演奏を「GarageBand」や「Cubasis LE」などに録音することができます。
録音した演奏に歌を乗せてみたり、演奏を二重に録音して、伴奏をさらにリッチにすることなども可能です。
スマートフォンの内蔵マイクやイヤホンマイクなどでも録音はできますが、オーディオインターフェイスと合わせて楽器用のマイクを使うことでさらに音質UP!
上記のオーディオインターフェイスでは、ギター入力を備えているため、エレキギターを直接繋げます。「GarageBand」や「Amplitube」ではアンプシミュレーターを備えており、ギターのオーバードライブやエフェクターを再現します!
PCでDTMを始める場合も、最初はPCだけで簡単にスタートすることが可能です!
音楽制作ソフトウェアも、無料のStudio One PrimeやPro Tools | Firstなどを使ってすぐにDTMを始めることができます。
Studio One Primeでは、歌や楽器の録音や編集はもちろん、音源やMIDIループ素材が付属しており、これを活用して打ち込みにもチャレンジできます!
PC内蔵のマイクでも録音は可能ですが、充分な音質が得られない場合もあります。そんな時には、USBマイクやオーディオインターフェイスを使って音質UPを検討しましょう。
エレキギターやシンセサイザーの録音をする場合には、ギター入力やライン入力が可能なオーディオインターフェイスが必要となります。
前述のStudio One Primeには「Presence XT」というソフト音源が付属しています。「Presence XT」にはシンセやドラム、ストリングスやベースなど、たくさんの音色が収録されています。
その上、ドラムなどのMIDIループも収録されているため、ドラッグアンドドロップするだけで好みのリズムパターンを流すことができます。このパターンを自分好みにアレンジすることも打ち込みの醍醐味!
まずはMIDIループのリズムパターンを配置して、そのリズムに乗せてベースやシンセの音色を打ち込んでみましょう。
PC画面上でも打ち込みはできますが、MIDIキーボードやMIDIパッドがあれば、より捗ります!
他のソフト音源を使ったり、もっとたくさんエフェクトやリズムのループを追加したい!という場合には、Studio One Primeではプラグインの追加ができないため、製品版のDAWソフトを検討しましょう。
打ち込みでオケ(伴奏)を作って、歌を重ねて録音したら、立派なデモ音源の出来上がり!
これを書き出し(エクスポート)したらあとは、自分のスマホに入れて楽しむもよし、YouTubeなどにUPして公開するのもよし、オーディションに応募するのもよし、DTMerとして新たな世界が開けます!
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