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アナログDJを始めるのに必要なものは?

アナログDJをするために最低限必要な機材は、ターンテーブル×2台、DJミキサー、カートリッジ×2個、ヘッドホン、スリップマット、出力ケーブル。ジャンルによって多少使用する機材は変わってきますが、「音楽をノンストップでかけ続ける...」という基本的な部分は変わらないので、最低限これだけの機材があればDJはスタートできます!

ターンテーブル・DJミキサー

ターンテーブル

ターンテーブルはレコードを再生するための機械です。
「レコードを載せる→針を落とす→スタートボタンを押す」が基本動作。 一般的な直径30センチほどの12インチレコード以外にも、レゲエやレアFUNKでもお馴染みの7インチ(ドーナツ盤)の再生も可能です。ターンテーブルを選ぶ基準は、安定した動作が得られるダイレクト・ドライブ仕様でモーターのパワー(トルク)が強くピッチ調整ができる機種。DJで使用される代表的なターンテーブルでは、TECHNICSのSL1200シリーズやVESTAXのPDXシリーズ、NUMARKのTTシリーズがあげられます。

DJミキサー

DJミキサーはその名の通り「音を混ぜる」機械です。ターンテーブルからの信号を取り込んで音量や音質を調整し、フェーダーと呼ばれるスライド式のスイッチでターンテーブルからの音をミックスします。
ミックスされた音はアンプやコンプ等の機器へ送りスピーカーから再生します。ターンテーブル2台だけであれば2チャンネルのDJミキサーで十分!CDやその他の機材を接続する場合は、3チャンネル以上のモデルがおすすめです。

カートリッジ

カートリッジはターンテーブルに取り付けてレコードの溝から音を拾う、小さいながらもとても重要な役目のアイテムです。カートリッジは大きく分けて2つの種類に分けられ、「ヘッドシェル取り付けタイプ」と、「ヘッドシェル一体型タイプ」があります。

ヘッドシェル取り付けタイプ

ヘッドシェル取り付けタイプは写真のモデルの様に、ネジを用いてヘッドシェルと呼ばれるカートリッジを固定するためのベースに固定して使用します。

ヘッドシェル一体型タイプ

ヘッドシェル一体型タイプは、その名の通りカートリッジ部分とヘッドシェル部分が一体型になっており、ヘッドシェルが無いためヘッドシェルへの配線や調整を必要とせず、購入後直ぐにターンテーブルへ取り付けることができます。DJ用のカートリッジは一般的なリスニング用のカートリッジに比べて耐久性が高く、出力が大きいのでガッツのある音が得られます。

ヘッドホン・スリップマット・ケーブル

ヘッドホン

ヘッドホンはモニター(次の曲をかけるための準備)をするために必要不可欠。安価なヘッドホンでも使用可能ですが、少々高くても耐久性が高く、イヤカップが大きくモニターし易いDJ用のヘッドホンをオススメします。クラブ等での使用では爆音下でのモニタリングになるので、普通のヘッドホンでは音の確認ができません!!ここはケチらないで良いヘッドホンを選びましょう。

スリップマット

ターンテーブルとレコードの間に敷かれているので、日が当たらない存在ですが、レコードを滑らすとても重要なアイテム!これが無いとDJできません。薄くて硬質なものはスクラッチ向け。ある程度厚みがあり柔らかいものはハウリングにも強くクラブ等の大音圧下での使用に向いています。DJ用のターンテーブルの殆どに付属していますが、巷ではさまざまな絵柄のものが販売されているので好みのマットを選んでください。

ケーブル

ターンテーブルからDJミキサーへ繋ぐケーブルはターンテーブルを購入時に付属して来ますが、DJミキサーからアンプやコンポへ出力する際のケーブルは別途必要になります。ビデオとテレビを繋ぐ際に用いる、赤/白のステレオピンケーブルでの接続が一般的です。ただし、ミキサーの出力端子、アンプの入力端子によっても異なってくるので、分からなければ購入時にお店のスタッフに確認しましょう。

あると便利なグッズ

DJにとってターンテーブルやミキサーは必需品ですが、そんなメインディッシュばかりでなく、他にもあると便利な小物達がたくさんあります。ここではそんな便利アイテムを紹介します。

スリップシート

スリップマットじゃなくて、薄いビニールのシート。これはスクラッチャー必須アイテムです。ターンテーブルとスリップマットの間にはさんでスベリを良くします。2枚使いすれば更にスベリが良くなります。スベリ過ぎないように注意してください。

レコードクリーナー

各社から出ているレコードクリーナー。ホコリを取るだけのものから、液体を使って汚れを落とすモノまで。古いレコードは溝の奥に汚れが溜まりがちです。クリーナーでキレイにすれば、ノイズも抑えられてクリアーな音質が戻ります。

カートリッジクリーナー

レコードだけでなくカートリッジも汚れたり、ホコリがついたりします。そんな時はカートリッジクリーナーでキレイに汚れを落としてください。もちろんキレイなカートリッジからはキレイな音がしますので、カートリッジのクリーニングもたまには行うと良いでしょう。

ディスクスタビライザー

レコードの中心に載せる重りです。スクラッチプレイには向きませんが、ハウスなど音質を重視するジャンルには最適のスタビライザー。ゆがみのあるレコードを安定させたりする時にも使えます。

カートリッジケース

現場に行く時、忘れちゃいけないカートリッジ。デリケートな針先を守るためにもカートリッジケースを忘れてはいけません。ハードケースは、移動時も安全にカートリッジを運ぶための大事なポイントです。

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