
プリアンプはクリアーな透明感と明瞭でディープな低域の再生能力を持つSuperAnalogue と2次倍音から3次倍音を連続可変で付加することができるVHDを搭載しています。便利な出力トリムも搭載しています。
VHDは Variable Harmonics Driveの略で2次倍音から3次倍音の付加を連続可変でコントロールしサウンドに”カラー”をつけることができます。
豊かな真空管のような温かみを得るには2次高調波を、より鋭いトランジスタ風のエッジを加えるには3次高調波を調整し、トーンを形作ります。
48V,PAD,位相反転、HI-Z切り替えなど基本的な機能はもちろん搭載しています。

SUPER9000のダイナミクスセクションはまさに9000コンソールのダイナミクスセクションを移植したものになります。
THAT 2181A VCAを中核に据えたコンプレッサーで、切り替え可能なFast Attackモードとピーク検出オプションを搭載。これはSL 9000コンソールで初導入された機能です。さらに、SSLのクラシックなエキスパンダー/ゲートセクションを搭載。スレッショルドに可変ヒステリシスを組み込み、精密なゲート制御とダウンワードエキスパンション管理のためのホールドコントロールを備えています。Super9000ではこのダイナミクスセクションをEQのPre or Postに移動可能。

ハイパス(18dB/oct)およびローパス(12dB/oct)フィルターを搭載。バイパスにすることも可能です。Dynサイドチェーンへのルーティングも可能です。
EQは4バンドパラメトリックEQ。
Super9000では292 G シリーズの「ピンクノブ」EQ 回路、または 242 E シリーズの「ブラックノブ」EQ 回路の2種類から選択可能です。
主に4000Gシリーズに搭載された292EQ 通称ピンクノブ。292 の可変 Q 設計はスムーズで幅広いブーストとカットを実現し、そのシェルフはより急峻なスロープと「アンダーシュート/オーバーシュート」を特徴とし、より音楽的なサウンドを提供します。
242 のQ設計は、ジョージ・マーティン氏と共同で開発され、292 と比べるとより精密なコントロールが可能です。
1983年、ジョージ・マーティンとのコラボレーションにより、AIRスタジオに設置された最初のSSLコンソール用に開発されたEQ回路「242」。Black Knob EQとして知られるこのEQは、より広いカット&ブーストレンジ、洗練されたコントロールレスポンスでよりタイトなローエンドコントロールとトーンの柔軟性を実現しました。
そして Super 9000 EQ セクションには、「E Bell/G÷3」および「Gx3/E Bell」という 2 つのボタンも備わっています。292 モードでは、これらのボタンにより、LMF周波数を 3 で割り、HMF周波数を 3 で乗算することができるため、通常はその標準範囲をはるかに超える周波数をターゲットとして中域バンドを使用することができ、驚異的な柔軟性と範囲を実現しています。
SUPER9000はREVIVAL4000と同様に柔軟なルーティングと接続を可能にします。
外部サイドチェーン入力にステレオペア使用時のダイナミクスサイドチェーンリンクも搭載しています。
バランス・インサートも備えており、ポイントは入力段直後から出力段(出力トリム直前)へ配置が可能です。
ダイナミクスをPOST EQにしたり、INPUT FLIPでLINE入力をマイクプリアンプにルーティングすると同時に、背面のMIC接続をLINE経路に切り替えます。これにより、ミックス段階でサチュレーション/ディストーション処理を施しながら、DAWからのラインレベルリターンを手動で再パッチすることなく処理することができます。
REVIVAL4000に続いて登場したSUPER9000。
長らくチャンネルストリップをリリースしてこなかったSSLが満を持して開発したこの2機種はどちらもSSLのオリジナルでありながら全く違うキャラクターをもったチャンネルストリップです。
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