2025/10/15
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スタイリッシュで効果は抜群、しかし
投稿者名Reviewed by:痛風 【北海道】
少々特殊な環境になるのですが、ワイドトラベルブリッジを通常のTOMブリッジに交換したために、通常よりブリッジ・テイルピース間が広く開いていて共振が発生しやすいギブソン系モデルに載せてみました。
結論を言えば、ギリギリ載せることが可能です。
この製品は2枚目の写真のようにERNIE BALLロゴに向かって上面にも切り込みが入っており、取り付ける際にはその切り込みを利用して製品本体を斜めにしながら弦の間を通す必要があるのですが、いくら広く開いているとは言ってもストップテイルピースとTOMブリッジの間はそれほどゆとりがあるわけではないので、2つ取り付けようとすると最後には弦の間に力技で押し込むことになりました。弦を予めしっかり緩めておけば、もう少し取り付けは簡単かもしれません。
このギターでは特に6弦と3弦の共振が大きかったので、低音弦側をブリッジに近付けて配置しましたが、よっぽど強くピッキングしない限り共振はほぼ発生しなくなりました。アンプを通した出音も金属的な超高域の響きが減って、音の重心が低域側に寄ったような印象を覚えます。
反面、ローコードをかき鳴らしたときの音の煌びやかさや、ハイフレットでチョーキングを交えたフレーズを弾いたときの唸るような鳴りといったものはかなり減ってしまいました。良く言えば扱いやすい音、悪く言えば没個性な音とでも言えばいいでしょうか。
柔らかめのラバーに弦のような細い金属を押し付けたりねじ込んだりして取り付けることになるので、耐久性も若干気になりますが、弦にスポンジを挟むよりはしっかりミュートも効いて見栄えもいいので、このギターにはこのまま使おうと思います。
なお、商品画像やパッケージ裏のイラストを見るに、この製品は本来ジャズマスターやジャガーなどに搭載されているフロートトレモロ用のミュートとして作られているのだと思いますが、これらのギターはブリッジ・テイルピース間の共鳴が出音の肝になっているので、安易な取り付けはお勧め出来ません。特にジャズマスターではこの部分にミュートを挟むと各弦の分離感を大きく損ない、奥行きのない薄っぺらな音になってしまいます。
先述のようにこの製品は割としっかり出音が変わるので、ご自分のギターの出音や、プレイするジャンル、アンプやエフェクターのセッティングまで考えた上で使ってみるのがよいと思います。

レビューIDReview ID:68efb2fd30fbf5006e000025
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