OMNIS-DUOは、DJ演奏を本格的に楽しめる2デッキとミキサーを、ゆとりのある操作ができるレイアウトで配置しています。その一方で、この使いやすい機能や操作子をコンパクトなサイズに収めることで、バックパックに入れてどこへでも簡単に持ち運べるデザインとなっています。ディスプレイはLIGHT MODEとDARK MODEに切り替えられるので、どのような環境でも選曲や楽曲情報が確認しやすくなっています。また、バックパックの中のアイテムを傷つけないように、丸みを帯びたラウンド形状にしました。
OMNIS-DUOは約5時間連続で使用できるバッテリーを搭載しました。充電用に汎用的なUSB-C端子を採用したことで、付属のACアダプターだけでなく、お手持ちのモバイルバッテリー(45W以上)でも充電ができます。さらに、ECO MODEを利用すれば、バッテリーの消費を抑え、パーティーをより長時間楽しむことができます。同日リリースのWAVE-EIGHT(バッテリーと超低遅延ワイヤレス機能を備えたポータブルDJスピーカー)と組み合わせれば、完全ワイヤレスでのDJプレイを実現できます。
OMNIS-DUOは、当社のオールインワンDJシステムとして初めてBluetooth音声出力機能を搭載しました。Bluetooth対応スピーカーと接続し、ビーチやキャンプ場、ドライブ中などさまざまな場所で手軽にDJプレイを楽しめます。さらに、汎用的なRCA出力とプロフェッショナルなXLR出力も備えているので、ご自宅でもパーティ会場でも柔軟にセットアップができます。
OMNIS-DUOは、Bluetooth音声入力に対応しているので、パーティーに参加するすべての人が選曲でき、より一体となって盛り上がることができます。スマートフォンなどのBluetooth対応デバイスで楽曲を再生すれば、その音声をOMNIS-DUOのミキサー部に入力することができます。ボリュームやEQの調整、エフェクトの追加など、手軽に音楽をアレンジし、仲間と盛り上がることができます。さらに、業界初のBluetooth Playback機能を利用すれば、Bluetooth経由で入力された音声をデッキでコントロールできます。テンポの変更、HOT CUEの設定、スクラッチなど、あらかじめ用意していた楽曲と同じように、DJプレイを楽しめます。OMNIS-DUOとBluetooth音声入力機能で、友人や家族との集まりが一層楽しく、音楽の新しい体験が広がります。
OMNIS-DUOは多くの楽曲再生オプションを用意しました。記録メディア用に、USB-AポートとSDカードスロットをそれぞれ1つずつ搭載しています。また、PC/Mac接続用のUSB-C端子も搭載しており、rekordbox for Mac/WindowsのPERFORMANCEモードとSerato DJ Liteをコントロールできます。さらにWi-Fi®機能により、PC/Macやスマートフォン、クラウド上の楽曲に、ケーブル接続しなくても手軽にアクセスできます(※)。
※rekordbox for Mac/Windowsまたはrekordbox for iOS/AndroidのLINK EXPORT機能、およびCloudDirectPlayがご利用いただけます。
OMNIS-DUOは屋内・屋外を問わず、さまざまな場所でのDJパーティーに適したデザインを採用しています。ファッションアイテムとしての多面性を持つジーンズからインスピレーションを受け、特徴的なインディゴカラーを採用し、あらゆるシチュエーションにマッチする洗練された雰囲気を醸し出します。また、従来のDJ機器とは異なる丸みを帯びたシルエットを採用し、本体上の印刷を最小限にとどめることで、ミニマルな印象を与えます。どんな場所にも持って行きたくなるカジュアルさと、使っていて楽しくなるようなデザインを追求しています。
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発売開始の時点ですでに大きな話題となっていた本モデル。Pioneer DJを手掛けるAlphaThetaによる初のオールインワンDJシステムということで、業界からも大注目のモデルです。
細かなレビューをする前に、まずは結論として「屋外でDJをやりたい」もしくは「やる可能性がある」というDJさん、もしくはイベントのオーガナイザーの方にとっての最適解となりうるのが本機「OMNIS-DUO」です。今回レビューするにあたり、実機をキャンプ場に持ち込み、アウトドアという環境でどの程度のことができるのかを体験してみました。
まずはデザイン性について。
ブルーデニムのような濃紺のカラーリングは、従来の「DJ機材は黒」という概念に縛られない、新しい風を感じられます。現場のDJブースでは従来までの黒い筐体は非常にマッチしますが、アウトドアシーンでは本機のようなカラーリングのほうが映えるように感じます。ウッディなテーブル上ではことさらです。キャンプに同行していた同僚たちからも「色味が可愛い」「親しみやすい」と好評でした。
レイアウト的には左右にデッキがあり、中央にはミキサーという配置はXDJシリーズやDDJシリーズと同様。しかしながら、XDJのようにディスプレイが飛び出しておらずコンパクト。それでいて各種ボタンの間隔や全体的なスペースがうまく取られており、ユーザビリティを兼ね備えたデザインといった感じです。そしてデザインの妙が光るのが各種ボタンの高さ。「アウトドアで使う」には「持ち運ぶ」が伴います。リュックやバッグに入れて持ち運ぶことを考えると、各種ボタンの高さは揃っていたほうが出し入れしやすく、突出した箇所に負荷がかかることも避けられます。コンセプトがデザインにしっかりと落とし込まれており感服です。本機のデザインに携わった株式会社テントの担当者とAlphaThetaの担当者によるインタビュー記事も公開されていますので、気になる方はそちらも併せてお読みいただくと、「OMNIS-DUO」という製品の魅力や想いなどを伺い知れます。
続いては気になる機能、性能について。
バッテリーでの使用を想定していましたので、前日のうちからしっかりと充電しておきました。カタログスペック的には、満充電で約5時間の使用ができるとのことで、夕方くらいから日付の変わるくらいまで、しっかりと動いてくれました。バッテリー残量はディスプレイから確認できるため安心です。
音質面も申し分ありません。低価格のPCDJコントローラーだと、各チャンネルのGAINやTRIM、あるいはMASTERで音量を上げていくと割とすぐにLEDメーターが降り切れて音が歪むという印象がありました。その点、OMNIS-DUOは音量を引っ張っても、残響感たっぷりのリバーブを掛けて音が重なってもチリっとならない、そして歪まない。耳心地のよいサウンドだと感じました。出力端子もRCAとXLRがあり、ミキサーなどPAシステムと接続してがっつり音を出すことも想定されたスペックです。ちなみに併用したスピーカーは同じくAlphaThetaの「WAVE-EIGHT」。遅延を感じさせないと話題のSonicLink対応のモデルです。こちらもバッテリー搭載のため、アウトドアとしてはこれ以上ないほど上質な環境だったと感じます。
本題からはそれますが、今回足を運んだのはプライベートキャンプ場です。他の方がいらっしゃる環境では、音量に気を遣うのはもちろん、消灯時間が設けられている場合もあるため、ついつい気持ちよくなりすぎないように気を付けたいところです。
さて、続いては操作性について。
価格帯からも察するとおり初めてDJ機材を触れる人向けというよりは、DJ経験のあるユーザーがアウトドアでも存分に遊べる仕様に感じます。両サイドのデッキ部分をみても、かなり洗練されています。DDJシリーズやXDJシリーズを使ったことのあるユーザーなら「PAD周りのデザインがスッキリしている」とお気づきいただけるかと思います。PADからCUEの操作は可能ですが、エフェクトの呼び出しは基本的にディスプレイ内の操作に集約されています。そのほか、JOGモードやSLIPモード、クオンタイズ設定、波形の表示切替などもディスプレイの操作で呼び出す方式。慣れは必要ですが、ディスプレイ上の各種アイコンからすぐに呼び出せるので、むしろスムーズにも感じます。ただし、波形を見ながらエフェクトも操作して……となると、ディスプレイサイズ的にはXDJ-RX3などXDJ上位機の方が良いようにも感じます。ただ、アウトドアでここまで遊べるという点はコンセプトを踏まえたうえで大いに満たしており、DJと遊び、あるいは生活の新たな可能性さえ感じます。
ノートPCと併用して従来のDDJシリーズのような使い方もできますし、USBメディアを接続してDJ同士の交代も
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