Neumannが満を持してリリースするクリップマイク、「Miniature Clip Mic System(MCM)」は、プロフェッショナルPA/SR、またはプロフェッショナルの演奏者を満足させることができる最先端のクリップマイクシステム。U 87 Aiを筆頭にプロミュージシャンなら誰でも体験したことのある「ノイマン・サウンド」をライブステージで提供できる唯一のソリューション。「MCM 114 STEREO SET PIANO(MCM 114ステレオセット ピアノ)」は、ピアノにステレオマイキングをするためのNeumannのクリップマイク2本セットです。
クリップマイクはスタジオで使われるマイクよりも過酷な環境で使用されることになり、気温や湿度が厳しい環境で使われることも多くなります。MCMは、故障しにくいことは当然として、もし故障した際でも継続使用が容易なユニット構造を実現。マイクカプセル、グースネック、ケーブル、クリップなど、構成するパーツを個別に購入し、交換することが可能です。MCMとはこれらのパーツラインナップで構成されるマイクシステムの総称なのです。
なお、セット商品となる「MCM 114 STEREO SET PIANO(MCM 114ステレオセット ピアノ)」の場合は、以下のすべてとピアノに取り付けるためのマグネットクリップMC 8及びセミハードケースが2セット含まれています。
さらには業務用のワイヤレスボディパックに対応するためのケーブルもラインナップ(別売)。お使いのワイヤレスシステムにあわせてケーブルを変更することができます。
モデル名 | 品名 | 概要 | 単品販売商品ページ |
---|---|---|---|
AC 31 (1.8 M) | MCM 用ケーブル 3.5φ |
3.5φプラグ出力ケーブル | ![]() |
AC 32 (1.8 M) | MCM 用ケーブル LEMO |
LEMO用ケーブル | ![]() |
AC 33 (1.8 M) | MCM 用ケーブル MICRODOT |
MICRODOT用ケーブル | ![]() |
AC 34 (1.8 M) | MCM 用ケーブル MINI XLR4 |
miniXLRプラグ出力ケーブル | ![]() |
MCMのコンセプトのひとつにクローズド・マイキングがあります。ライブにおいてはレコーディングよりもオンマイク(クローズド・マイキング)での設置が必要となりますが、従来のクリップマイクはその構造上クローズド・マイキングに限界がありました。
MCMは記憶性の高いグースネックであることに加え、グースネックを保持するクリップも回転機構を搭載し、グースネックを取り付ける位置も自由。回転機構は45度毎にロックされ、設置後に動くことはありません。どんな楽器でもクローズド・マイキングが実現できるマイクシステムなのです。
MC 8クリップは底面がマグネットになっており、ピアノの響板やフレームに磁力を用いて取り付けます。2セットのマイクはそれぞれ独立していますので、2本のマイクの距離や角度は自由に決めることができます。
Neumannマイクの中で唯一のエレクトレット型コンデンサーマイクカプセルながらも、きっちりと「ノイマン・サウンド」を実現。すでに多くのミュージシャンが魅了され、その柔らかいサウンドを求めて導入しています。
低域〜中域は15cmの距離でフラットになるよう最適化されています。高域は10kHz以上にピークを持ち、ライブステージで抜けの良いサウンドを実現しています。
MCMに使用されるKK 14単一指向性カプセルは、超小型ながら管楽器やドラムなどの大音圧に耐えることができ、その最大耐音圧は153dB SPL。これはNeumannの現行ラインナップの中でも最も高い数値であり、大音量が予想されるステージに最適な仕様と言うことができます。
さらにKK 14マイクカプセルはSH 150グースネックに装備されたショックマウントを介して保持されるため、楽器のノイズを効果的に抑制します。
標準で付属するKK 14単一指向性カプセルに替えて、別売りのKK 13無指向性カプセルを使用することも可能です
ハウリング等を考慮する必要がないライブシーンや、クリップマイクを使用したいレコーディングシーンに適しています。(ハウリングを考慮する必要がある場合、被りを考慮する必要がある場合は、単一指向性のKK 14カプセルをご使用ください)
KK 13無指向性カプセルは、KK 14単一指向性カプセル同様に10kHz付近にピークを持つ明瞭なサウンドに加え、無指向性特有の自然な低音域が魅力。特にウッドベースなどの低音楽器や、楽器自体が大きく、全体の響きを収録したい場合に適しています。近接効果を考慮しない特性であるため至近距離に限定されることなく、自由なマイキングを行うことができます。
2024/12/12
これ一択
投稿者名Reviewed by:ポール 【東京都】
弾き語り女性シンガーの主にピアノのSRやRH記録用として、ビジュアル面と時短からこれまで問題なくDPA4099を使用してきましたが、今夏のステージで音響さんが持ち込んだ本機を聴いて、ハウス(RCF)、モニターとも生音との混じりの自然さにシンガー本人共々びっくり。4099のカリッとした埋もれない良さはありますが、誤魔化しの効かないシンプルな構成の現場では現時点でこれ一択です。これから他の楽器などにも試してみます。AIRやオフにも良いのかな。ケーブルの太さ・長さ・質感、脱落防止の機構も良い。追加発売された全指向性カプセルもとても興味があります。DPAのクリップなどのアクセサリーが使い回せる、自己責任で。
レビューIDReview ID:155112
2024/08/22
出音ナチュラルに再現。
投稿者名Reviewed by:プー 【東京都】
JPOPの弾き語り。ピアノ、パーカッション、アコギのトリオ。ジャズのピアノトリオ。と使ってみました。素性確認のため、ハウリングポイントだけカットして使いました。スピーカーから出てくる音が生音と違和感なく、混ざるのが印象的でした。とても良いと思いました。これから、様々活躍してくれそうです。
レビューIDReview ID:152012
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