WALDORF(ウォルドルフ)のバーチャル・アナログ・シンセサイザー。高い処理能力、低消費電力、安定した動作を実現。最大8パートを同時使用可能。オーディオインターフェース内蔵。
■シンセサイザー
Kyra(カイラ)は最大8パートを同時に使用できる、史上最もパワフルなバーチャル・アナログ・シンセサイザーです。真のマルチティンバー・シンセサイザーとして、パートごとに最大32ボイス/全体で最大128ボイスを同時に使用でき、それぞれのパートを完全に独立した「1台のシンセサイザー」として使用できます。パワフルなオシレーターやフィルター、EG, LFO, モジュレーション・マトリクスなどのモジュレーター、9種類のエフェクトは、8パートすべてで同時に使用できることが約束されており、従来のバーチャル・アナログ・シンセやソフトウェア・シンセのように、本体の処理能力や CPU 負荷といった煩わしい概念を気にする必要は一切ありません。
128パッチ x 26バンク、合計3,328種類の膨大なサウンドを保存可能
1つのバンクにつき128パッチ、26バンク(Bank A から Bank Z)、合計3,328種類もの膨大なサウンドを保存可能です。そのうち Bank A から Bank G までの 7 バンクはセーブとロードが可能なユーザーパッチ・エリア、残りの Bank H から Bank Z までの 19 バンクはロードのみが可能なプリセット・エリアです。プリセット・エリアにはユーザーが作成したパッチを直接保存することはできませんが、ROM から RAM へはパッチを自由にコピーできるので、全てのプリセットはユーザーがエディットできます。
MIDI プログラム・チェンジとバンク・セレクトを使用すれば DAW や外部のコントローラーからパッチを呼び出すことも可能です。
膨大なバリエーションの波形を内蔵するオシレーター
圧倒的な存在感のサウンドを生み出す Hypersaw モード
ボイスごとに2つのオシレーター・グループが用意されています。それぞれベーシックなシンセ波形と18ビット・リニア PCM の4096種類にも及ぶウェーブテーブル波形を使用でき、オシレーター・グループ間でハードシンク、リング・モジュレーション、FM が可能です。
SAW : ノコギリ波
WAVE : 32倍オーバーサンプリングされた4096種類以上のウェーブテーブル波形(18ビット・リニア PCM シングルサイクルの 32倍オーバーサンプリング)
PULSE : パルス波
ノイズ
■製品仕様
サウンド・エンジン
・バーチャル・アナログ・シンセシス
・128ボイス
・8パート
・全ての機能を同時に使用可能
オシレーター
・4096波形を使用可能な2基オシレーター
・2基のパルス・オシレーター
・2基のノコギリ波オシレーター
・2基のノイズ・オシレーター
・2基のサブオシレーター(複数の波形を使用可能)
・ハードシンク
・Hyper Saw モード
・オシレーター FM とリング・モジュレーション
・オシレーターはより分かりやすくするために2つのグループに分けられています
・ボイスごとに全てのオシレーターを同時に使用可能
パート
・同時に使用可能な9種類のエフェクト
・スロットごとに複数のデスティネーションを設定可能な6基のモジュレーション・マトリクス
さらなる機能
・2基のフィルター : 12dB/24dB の LP/BP/HP フィルター
・3基のエンベロープ・ジェネレーター
・3基のLFO それぞれ128波形
その他の機能
・128パッチ x 26バンク(A から Zまで)保存可能
・128種類のプリセットパターンが用意されたアルペジエーター
・オクターブ・トランスポーズ
・ダブル・モード : 同じサウンドを2つ重ねて演奏、デチューンなど様々な設定が可能
ハードウェア
・頑丈なフルメタル・ケース
・256x64 ピクセルの OLED ディスプレイ
・ケンジントン・ロック
接続
・USB2.0(MIDI と オーディオ用)
・5 Pin DIN MIDI In/Out/Thru
・8バランス・アナログ・オーディオ出力
・ヘッドフォン出力
オーディオ・インターフェース
・Kyra はオーディオ・インターフェースとしても使用可能
・オーディオをUSB経由で最大24ビット/ 96kHzでコンピューターに送信
・各パートをステレオでコンピューターに送信(合計16チャンネル)
・Kyra を経由してコンピューターからの2つのオーディオ・チャンネルを再生可能
外形寸法
幅 : 440mm
奥行き : 305mm
高さ : 85mm
(ノブを含む)
重量 5.7Kg
付属品 ACアダプター、日本語マニュアル
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