2017年、スタジオ基準の究極のナチュラルサウンドを追求したフラッグシップモデル 「T3-01」 が誕生しました。その哲学をさらに広げ、「屋外でもスタジオクオリティを楽しむ」という新たな挑戦から生まれたのが、カナル型イヤホン「T3-02」 です。
■究極のナチュラルサウンドを持ち歩くために
・2017年春、“TAGO STUDIO”ならではの「究極のナチュラルサウンド」を目指して開発・発表したヘッドホン「T3-01」は、おかげさまで多くの方々にご支持いただき、高い評価を得ることができました。
・次に考えたのは、そのナチュラルサウンドを携帯性に優れたカナル型イヤホンで実現できないか、という挑戦でした。スタジオでの使用を想定した「T3-01」に対し、新たに開発した「T3-02」は屋外での使用を前提としています。
・屋外は必ずしも静かな環境ではなく、また周囲への音漏れにも配慮する必要があります。そのため「T3-02」では、高い遮音性能を特に重要な要素と位置づけました。設計、デザイン、そしてチューニングにおいても徹底的に試行錯誤を重ね、外環境に最適なサウンドを追求。“持ち歩く、究極のナチュラルサウンド”を妥協なく実現しました。
■スタジオ発想の遮音構造
・レコーディングスタジオに求められる防音性能は非常に高く、スタジオ内部の音漏れを防ぎ、外部の雑音を一切遮断する静けさが必要とされます。
・“TAGO STUDIO TAKASAKI”を含む一般的なプロフェッショナルスタジオでは、この高い防音性能を実現するために「BOX-IN-BOX構造」と呼ばれる建築手法が採用されています。これは、部屋の中にもう一つの部屋を浮かせて設けることで、優れた遮音性能を発揮する構造です。
・「T3-02」では、この“BOX-IN-BOX構造”をイヤホンに応用。筐体の中にもう一つのイヤホン=コアユニットを設けることで、遮音性能を大幅に高めることに成功しました。
<仕様>
・ドライバーユニット:Φ10 mm
・質量:約19.8g(ケーブル含まず)
・形式:密閉ダイナミック
・出力音圧レベル:112dB SPL/mW
・ケーブル:約1.2m Y型 MMCX着脱式
・プラグ:3.5 mm 金メッキステレオミニプラグ(L型)
・周波数特性:20Hz~20kHz
・最大入力:200mW
・インピーダンス:32Ω
・付属品:イヤホンケーブル(本体に装着)、シリコンイヤーチップ SpinFit S・Lサイズ (Mサイズは本体に装着)、キャリングケース、取扱説明書、保証書
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