PJB（PHIL JONES BASS） ( フィルジョーンズベース ) / X2C コンプレッサー

シグナルをハイとローに分け、それぞれにコンプレッサーを掛けられるペダル。各帯域ごとにループを備えており、ペダルで失われがちな低音のパワーはそのままに、ハイだけにドライブやフィルターを掛けたり、過度な低音の膨らみを抑えて音程と音質を明瞭にするなど、アイデア次第で様々な使い方が可能。ドライ音とウェット音のミックスや各帯域のバランスも自由自在です。

<コントロール>
・RATIO...コンプレッサーが作動したときの圧縮率を調整します。
・RELEASE...コンプレッサーが作動してから終了するまでの時間を調整します。
・ATTACK...コンプレッサーがどれだけ早く作動するかを調整します。
・THRESHOLD...コンプレッサーが作動する音量レベルを調整します。
・PARALLEL...原音の入力信号と圧縮された入力信号をブレンドします。
・LO/HI MIX...HIとLOで圧縮された信号をどの割合でブレンドしてOUTPUTから出力するかを調整します。トーン調整として機能します。
・X/O FREQUENCY...入力シグナルをどの周波数で分けて、高域と低域に送るかを決めるコントロールです。
・HI ON/OFF...高周波数コンプレッサーのON/OFFスイッチです。
・LO ON/OFF...低周波数コンプレッサーのON/OFFスイッチです。

〈LED〉
・GAIN REDUCTION LED...オーディオ信号に対してのコンプレッサーの効き具合を視覚的に表示します。
・LO ON LED...低周波数コンプレッサーのランプです。
・LO ON/OFF....低周波数コンプレッサーのON/OFFスイッチです。

<入出力端子>
・INPUT...楽器を接続するか、別のペダルからの出力を接続します。
・MAIN OUTPUT...HIとLOの信号がミックスして出力されます。
・LO/RETURN...LOセンドから外部エフェクターに送った信号を戻します。このジャックにプラグを接続すると、LOセンドの信号は内部的には遮断されますので、このLOリターンからの信号がメインアウトから出力されます。
・LO/SEND...この端子は２つの用途に利用できます。
１つは、一般的なエフェクトループとしての利用です。コンプレッサーを通った高周波数帯の信号を、このLOセンド・ジャックから外部エフェクターに接続し、LOリターン・ジャックに戻します。 ２つめの利用方法としては、クロスオーバーペダルとして、高周波数帯の信号を別の外部アンプなどに送り出すことができます。このジャックに接続しても内部の信号は切断されませんので、メインアウトからも出力されます。
・HI/RETURN...高周波数帯において、LOリターンと同じ働きをします。
・HI/SEND...高周波数帯において、LOセンドと同じ働きをします。

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■入力インピーダンス：220KΩ
■ゲイン幅：-16dB to +16dB
■ノイズ：-85dBu(Level at Max)
■周波数レスポンス：10 - 25KHz
■コンプレッサーの種類：VCA圧縮
■スレッショルド：1:1 - 10:1
■アタック-リリース：
HIGHアタック(400mS-20mS), リリース(30mS-700mS)
LOアタック(1000mS-40mS), リリース(200mS-2500mS)
■クロスオーバータイプ：2次元RCデバイダー 100Hz-500Hz
■電源：DC9Vアダプタ センターマイナス 1000mA以上を推奨
■消費電力：最大680mA
■サイズ：120(W) x 40(H) x 144(D)mm (突起物含まず)
■重量：550g