伝説の1073を継承するシンプルなマイクプリアンプとハイパスフィルター、3バンドEQを搭載したチャンネルストリップ・モジュールです。PorticoIIにも装備されているシルク/テクスチャーコントロールやプリ/ポスト"テープ"オプレーションといったモダンな機能装備しています。
■主な特徴
MIC GAIN - マイクゲイン
最大 72 dB のゲインレンジで 6 dB ステップの設定とトリムコントロールでゲイン設定に対して ±6 dB の微調整が可能です。
TRIM - トリム
マイクゲイン設定、またはライン入力に対して ±6 dB のゲイン微調整を行います。
SILK / TEXTURE - シルクテクスチャー
ミックス全体のサウンドを損なうことなく倍音量を操作して魅力あるサウンドに仕上げるためのバリアブルコントロールです。Silk 回路は、ビンテージとモダンなキャラクターから選択可能な、"レッド" と "ブルー" モードを装備しています。レッドモードは中域と高域のサチュレーションと強調を行い、ブルーモードは主に低域に作用します。テクスチャーコントロールは出力段をドライブし、意図的に最大 4~5% のTHDを生み出すことで、トラックに豊かさと厚みをもたらします。
INDUCTOR EQ - インダクターEQ
Rupert Neve 氏が70年代中盤に設計したビンテージモジュールと同じインダクターを使用したEQです。
High Pass Filter / HPF - ハイパスフィルター
ハイパスフィルターはシグナルチェーン内のどの場所でも有用な機能で、不要な低域をカットする際に使用します。とくに建物から発生するランブルノイズ、空調のモーターノイズ、ハムノイズなどに有効です。
LOW EQ - バスバンドEQ
シェルビングとピークの切り替えが可能で、15 dB のブースト/カットが行えます。35 Hz、60 Hz、100 Hz、220 Hz に設定できます。
MID EQ - ミドルバンドEQ
200 Hz、350 Hz、700 Hz、1.5 kHz、3kHz と 6 kHz の低域から高域までの特定帯域を ±15 dB のブースト/カットを行います。MID HI Q スイッチで帯域幅を切り替えられます。
HF EQ - トレブルバンドEQ
シェルビングとピークの切り替えが可能でで、15 dB のブーストとカットが行えます。周波数は 8 kHz と 16 kHz に設定できます。
Phantom Power - ファンタム電源
スタジオコンデンサーマイクロフォンに48Vの電源を供給します。
Polarity / O - 位相極性
ソースの位相を180°反転させます。
LEVEL METER - レベルメーター
8セグメントのLEDメーターで出力レベル(プリ "Silk")を表示します。緑黄赤の3色で信号レベルを表示します。5052 が出力段でクリップした際、最上部の赤色のLEDの点灯がしばらく継続し、信号過多であることを示します。
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