ADAT端子を搭載したオーディオインターフェイスの入力を拡張するのに最適な高音質なマイクプリアンプです。各チャンネルにアナログコンプレッサーを装備し、繊細なダイナミクスコントロールが可能です。
■マイクプリアンプ
Scarlett OctoPreの機能をベースにしたScarlett OctoPre Dynamicは、Scarlett第2世代マイクプリアンプを8基搭載し、機材の入力数拡張の機能に加えて、各インプットチャンネルにアナログコンプレッションを備え、より繊細なダイナミクスコントロールを可能にします。
フロントパネルの「More」ボタンを使用すると、Ratioを倍にしてよりアグレッシブなコンプレッションを得ることができます。
■主な特徴
◎A-D / D-Aコンバート
A-Dの分野において一日の長を持つFocusriteのA-Dは入力されたパフォーマンスを正確にADAT出力し、インターフェイス等の機材へ送出するとともに、8チャンネルのD-AにおいてもADAT信号をバランスアウトプットとして出力します。これら二つのADAT入出力はスタジオシステムの拡張にも対応し、柔軟に機能します。
◎2つのハイヘッドルームHi-Zインストゥルメント入力
高いヘッドルームを確保した二つのインストゥルメント入力は高出力のギターピックアップも適切に処理します。そしてコンプレッションも同時に施すことも可能なことから、エレクトリックベースやギターのダイナミクスもコントロールできます。
◎理想的なマルチトラックレコーディングツール
Scarlett OctoPre Dynamicは、高品質のマルチチャンネルレコーディングシステムの拡張にも適しています。
ヘッドルームの高いマイク、ライン、インストゥルメント入力。そして各チャンネルのアナログコンプレッションにより、ドラムやギター、キーボード、ボーカルなどのあらゆる入力も適切にトラッキングします。
◎スタジオの出力数をも拡張
Scarlett OctoPre Dynamicの8つのアナログ出力は、マイクプリアンプから直接入力するか、またはADAT入力を介してDAWから8つのアナログ出力チャンネルを確保し、マルチチャンネルのアウトボードミキシングにも対応します。
・ADATとは?
ADATは、アナログ入力を簡単かつ簡単に拡張する方法です。ADATは、安価な光ケーブルを使用して、最大8チャンネルのオーディオを伝送します。OctoPreの「ADAT出力」をオーディオ・インターフェイスの「ADAT入力」に接続し、サンプルレートとクロックソースを設定するだけで、オーディオ・インターフェイスの入力を拡張することが可能です。ADAT入力は、多くのFocusriteおよびサードパーティのインターフェイスで利用できます。
■仕様
・サポートされているサンプルレート
44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz
・マイク入力
周波数レスポンス:20Hz~20kHz + 0.5 / -1.5dB
ダイナミックレンジ:107dB(Aウェイト)
THD + N:<0.002%
ノイズEIN:-127 dBu
最大入力レベル:+ 13dBu
ゲイン範囲:50dB
入力インピーダンス:3kΩ
・ライン入力
周波数レスポンス:20Hz~20kHz + 0.5 / -1.5dB
ダイナミックレンジ:107dB(Aウェイト)
THD + N:<0.002%
最大入力レベル:+ 21dBu
ゲイン範囲:50dB
入力インピーダンス:64kΩ
・楽器入力
周波数レスポンス:20Hz?20kHz + 0.5 / -1.5dB
ダイナミックレンジ:107dB(Aウェイト)
THD + N:<0.015%
最大入力レベル:+ 13dBu
ゲイン範囲:50dB
入力インピーダンス:1MΩ
・ライン出力とモニタ出力
ダイナミックレンジ(ライン出力):109dB(Aウェイト)
最大出力レベル(0 dBFS):+ 16dBu
THD + N:<0.001%
出力インピーダンス:136Ω(バランス)
※ラックイヤーは取り外せません。
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