この度、QSC「K.2」シリーズファームウェアのアップデートが公開されました。快適にご利用いただくために、ファームウェアの更新をお願いいたします。
QSC K.2シリーズ、ファームウェア・アップデート方法につきましてはこちらをご覧ください
QSC K.2シリーズ、ファームウェア・アップデートのご案内
Tech Talk- How to update the QSC K.2 Series™ active loudspeaker
メーカーサイトページ
K.2 Firmware | Software and Firmware |Resources | QSC
リリースノート
概要
K.2シリーズ ファームウェアアップデート バージョン2.1では、以下の機能が追加・改善されています。
・新しいファクトリープリセット3種(CLUB、VOX BOOST、SMOOTH)の追加
・オンボードのルームディレイが従来の100msから200msに変更
・パフォーマンス向上とバグ修正(特にスピーカーの保護機構の改良)
これらにより、意図せず保護モードが作動する可能性が最小限に抑えられます。
このアップデートは、K.2シリーズすべてのモデルに対応しています。
対応モデル:
K8.2
K10.2
K12.2
ファームウェアバージョン(全モデル共通):2.1.42
ファームウェアアップデーターアプリ:2.2.4
新機能
新しいプリセット3種の追加
新たに追加されたプリセットにより、さまざまな用途に対応したボイシングの選択肢が広がります。
CLUB:DANCEプリセットとは異なるボイシング。高音域と中音域を微調整し、大音量での再生に特化。
VOX BOOST:旧Kシリーズの「VOCAL BOOST」に近いサウンド。中高域を強調し、ボーカルの明瞭度を向上。再生音源やライブでの使用に最適。
SMOOTH:高音域のトーンバランスを調整し、過度に強調された高音域を穏やかにしたサウンド。大音量再生時の耳障りな音を軽減。
オンボードルームディレイの最大値拡張
ユーザーの要望により、ルームディレイの設定可能範囲が従来の最大100msから最大200msに拡張されました。
バグ修正
保護モードの改良
スピーカー保護設計を見直し、特定状況下での意図しないシャットダウンの発生を最小限に。
異常電圧によるアンプのシャットダウン防止
一部の高電圧地域では、電圧の大きな変動によりアンプがシャットダウンする場合がありました。このアップデートでは、こうした特異な条件下でも安定して動作するよう電圧管理が改善されています。
電源の頻繁なオン・オフによる設定消失防止
非常に多くの電源オン・オフを繰り返した場合、ユーザー設定が消失するケースがありました。このアップデートにより、その問題が修正されています。