シンセサイザー 入門ガイド

シンセサイザーとは英語の「synthesize」という言葉に由来し、音色をさまざまな電気的手法で合成し、出力する楽器を意味します。

太鼓やギターなどのアコースティック楽器のように、触った場所が振動することにより空気が振動し、音が伝わります。

人が音を体感するためには、音の3原則と呼ばれる原理（音色、音程、音量）が必要となりますが、電子楽器は基本的に、これらの3要素により音を発生させます。
シンセサイザーは合成という語源の通り、これらによって発生させた音を組み合わることで、新たな電子音を作成し、さまざまな音を再現したり、生み出したりする楽器です。

メーカーやモデルによっては、ピアノやオルガンなど鍵盤楽器の音はもちろん、和楽器や弦楽器から効果音、環境音まで、さまざまな音を作ることができます。シンセサイザーは、音楽制作やサウンドデザインの分野で幅広く利用され、現代の音楽において欠かせない存在となっています。