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ドラム・スティックの選び方

ドラム・スティックの選び方

ドラム・スティックの選び方

ドラムをたたく際、必要不可欠なドラム・スティック。ドラマーが一番初めに購入する機材と言っても過言ではないアイテムですが、「種類がありすぎて、どれを選んでいいかわからない。」という方もいらっしゃるでしょう。今回はスティック選びに必要な素材、チップ形状、サイズについてご案内いたします。ドラム・スティックを選ぶ際にいろいろと試しながらお好みのスティックを選んでください。

各部の名称

ドラムは主にチップ、ショルダー部分を使用して演奏を行います。ヒットさせる位置や角度によって音色が変わるので演奏の中でいろいろ試してみてください。

チップ
スティックの先端部分を指します。主にドラムのヘッド部分や、シンバルの演奏に使用する箇所で、種類や形状により音色にも変化が出ます。
ショルダー
テーパーとも呼ばれ、チップの根本にかけての傾斜を指します。ショルダーが長いとスティックの重心が手元側になるのでコントロールしやすくなります。一方、ショルダーが短いと重心がチップ側になり、パワーが出しやすくなります。
グリップ
スティックの末端から中心よりも少し後ろ側にかけての位置(握る部分)を指します。手汗でスティックが飛んでいかないよう、グリップテープを巻くプレイヤーも多くいます。

サイズ

ドラム・スティックのサイズは厳格に定義されているわけではありませんが、ある程度基準となる規格があります。
サイズ表記は数字とアルファベットで構成されており、数字が小さいほど長く、アルファベットの順に太くなります。今回は代表的な3つのサイズ表記をご案内いたします。

※今回ご案内するサイズ表記は主にVIC FIRTHなど主要メーカーにて採用されている表記ですが、
一部メーカーでは独自のサイズ表記を行っている場合もあります。
※ドラム・スティックには個体差がありますので、同じモデルでも若干長さや太さが異なる場合があります。

5A
長さ390-410mm、太さ14-15mm程度のサイズです。
5B
長さ390-440mm、太さ14.5mm以上のサイズです
7A
長さ350-410mm、太さ13-14mm程度のサイズです。

素材の種類

ドラム・スティックの素材には、主にヒッコリー、オーク、メイプル、カーボンファイバーがあり、それぞれに異なる特性を持っています。

ヒッコリー

ヒッコリー

最もポピュラーな素材で、ドラム・スティックの大半をヒッコリーが占めています。適度な硬さ、重量でコントロールしやすい素材です。

オーク

オーク

ウッド素材のドラム・スティックの中で最も硬く、質量があるのが魅力です。そのため耐久性が高く、パワフルなサウンドが欲しい方におすすめ。繊細な音楽よりも、ハードな音楽に適した素材です。

メイプル

メイプル

軽量で手にしっとりとなじむ質感が特徴的な素材。ライドシンバルを叩いたときのサウンドに独特の響を持ち、ジャズやアコースティック系のドラマーに人気があります。

カーボンファイバー

カーボンファイバー

ウッドスティックの数倍もの耐久性を誇る人工素材です。素材の性質上個体差も少なく、湿度や温度等環境要因での音の変化も起こりづらい点が魅力です。

チップ

チップには主にウッド・チップとナイロン・チップの2種類があります。形状も複数種類あり、チップ形状によって音色も変わってきますので、様々なチップを試してみてください。

ウッド・チップ

チップ部分がそのまま木でできているもの。一般的にはウッド・チップが使用されています。

ナイロン・チップ

チップ部分のみナイロンでできているもの。アタックがタイトでシンバルの音が鮮明になります。

チップ形状

丸型

どんな角度で叩いてもヘッドやシンバルへの設置面積が一定になる形状。音粒がそろいやすいのが特徴です。

俵型

丸型よりも少し四角い形状となっている形状。音量も出やすく、バラつきにくさと音量を両立させたい方におすすめです。

卵型

楕円形に近く、叩く角度によって演奏時の音色に変化をつけやすい形状。音のバラつきも少なく演奏しやすいため様々なジャンルで活躍します。

ティアドロップ型

卵型よりも先端に向かってするどくなっている形状。表現力が高く、表情豊かなドラム演奏に適しています。

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