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REMO RA-114SA [SA-0014-SS]スネアサイド ルネッサンス 14インチ |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥2,680(税込) Price:2,680 yen(incl. tax) |
参考になった人数:6人(6人中) 6 out of 6 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ダイナミックレンジ | 2017/04/15 |
ドラミングのダイナミックレンジを広げてくれるヘッドです。特に弱奏。私みたいな、クラシックからジャズ、フュージョンまでイロイロ手を出したくなるような人間にとっては、この手の汎用性は一度ハマったら抜け出せません。ただ、チューニングはシビアになります。 スネアのキャラクターを決める要素は様々存在するかとは思いますが、スナッピーは間違いなくデカい要素の一つだと思います。ですが、スナッピー自体は「直接的な打撃」を与えられるものではなく、バターサイドへの打撃→(空気+胴)→スネアサイドのヘッドを通じた「間接的な振動」を与えられます。ということは、そのような間接的な振動をスナッピーに与える媒介役である、スネアサイドのヘッドを積極的に選ぶことは、スナッピーひいてはスネアのキャラクターを立てる上で、非常に重要なんじゃないか?と思うわけです。 経験上、特に中学?高校の吹奏楽部では、ヘッドやスナッピーで積極的にサウンドのコントロールを行うことも無く、買ったまんまの楽器で「自分てppのロールが下手なんだよね」なんて悩んでいる学生さんは少なくないのでは、と思っています。弱奏でもレスポンスのいいヘッドとスナッピーの組み合わせを試すことで、多くの悩みを解決できるんじゃないかな、と思います。ドラミングの技術だけで解決できないことも世の中にはたくさんありますしね。 幅広いダイナミックレンジを要求させる吹奏楽やオーケストラでこそ、このような素晴らしいヘッドが積極的に選ばれることを期待したいと思っています。 | ||
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PLAYTECH(旧ZENN) ZCL18 |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥5,780(税込) Price:5,780 yen(incl. tax) |
参考になった人数:10人(10人中) 10 out of 10 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | いわゆる「ゴミ箱」のようなサウンド。 | 2012/07/02 |
一時期、ジルジャンのカタログによく見られた「ゴミ箱のような音」を地で行く音色だと思います。この「ゴミ箱」て言い回しも絶妙なモノで、要するに「大きな金属のくずかごを思いっきり蹴っ飛ばした」ような炸裂音、てことなんでしょうか?このZCL18は、まさにそんな音色です。 昔、吹奏楽部の部室にこれと似たチャイナが転がっていました。確かKMKのチャイナでしたか…。KMKといえば、世界中のオーケストラで愛用されているシンフォニックゴングの有名ブランドですが、そのKMKのチャイナならまさに本場物。ZCL18は、そのKMKのチャイナに見た目、音色、ともにそっくりです。カップの中が真っ黒になっていることまで全く一緒。もしかして同じ工場で作ってる?てくらい。 自分は、そのKMKのチャイナしか知らなかったんで、チャイナシンバルと言えば「ゴミ箱の音」だったんですけど、その後AジルジャンのChinaBoyLow20を買って、その上品な音に幻滅するわけです。「自分の知ってるチャイナシンバルの音じゃない」って。 今回買ったZCL18は、自分の知ってるチャイナサウンドが戻ってきたかのような気分でした。サウンドは文句の付けようがありません。これこそ「正統派チャイナシンバル」でしょう。とにかく高音域が目立ちますが、よーく聴くとものすごい低音成分が含まれてます。ただ低すぎて、バンドやアンサンブルでは聞き取れないですね。 ジルジャンやパイステなどのサウンドをイメージして買うと、そのあまりの差異にビックリするでしょうが、過激なサウンドとは裏腹に、意外とどんなアンサンブルにも溶け込みます。ただし使いどころを誤るとやかましいだけなので要注意ですが。。。柔らかいフェルトのマレットでフチを叩くと、銅鑼みたいな音も出せます。 結論としては、素晴らしい楽器です。4800円は安い! | ||
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PLAYTECH(旧ZENN) ZCF16 THIN CRASH |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥5,280(税込) Price:5,280 yen(incl. tax) |
参考になった人数:16人(16人中) 16 out of 16 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | いいね | 2012/06/29 |
いわゆる「薄手のシンバル」の音がします。振り抜き方によって、音量・音色どちらも程よい表情を持っています。 音量については、スティックワークに程よく食い付いてきます。どんなに強く叩こうとも、音量はあまり出ません。薄手の16なので、その辺りは仕方ありませんし、その点はどんな高級なシンバルだって同様です。 音色に関しては、こちらも強弱によって様々な表情を覗かせます。決して画一的な音色ではありませんね。個人的な主観ですが、このシンバル以外Kジルのセットに、何の問題もなく馴染みました。KのDarkCrashThin16に近い音色に感じます。残念ながらK Customには及びませんが…。 耐久性については、使い込んでみないと何とも言えません。しかしながら、シンバルは元々が消耗品みたいなモノなので、割れたら割れたで自分のスティックコントロールの未熟さを後悔しつつ、また同じモノをポチッちゃうんだろーなー、と思います。 間違ってもロックに合うような音色ではありません。しかし、ジャズやフュージョン系にはよく馴染む音色のように思えます。目的さえよく考えてこのシンバルを選ぶなら、4800円という値段設定も考慮して、1枚試しに買って損はないのではないでしょうか。個人的には、買って大正解でした。 | ||
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PEARL S-041 |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥3,580(税込) Price:3,580 yen(incl. tax) |
参考になった人数:20人(20人中) 20 out of 20 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 至高 | 2012/06/17 |
文句の言いようがありません。素晴らしいスナッピーです。当方、オーケストラで打楽器を担当する傍ら、たまにジャズ・フュージョン系のバンドでドラムを叩くのですが、そのどちらにもバッチリです!金属胴よりは木胴の方が相性が良いかな?ヘッドとチューニングさえ決まれば、胴の素材をそのまま引き出してくれます。自分が勝手に理想としていた、ウィーンフィルのニューイヤーで聴ける「こうもり」ラストの8拍のロール音(て言って分かる方いらっしゃるかな…)にかなり近づきました。 スナッピー自体の鳴りは弱いので、スネアサイドには弱奏でもレスポンスの良い薄手のヘッドを張るのが良いかと思います。バターサイドには、やはり本皮系のヘッドが合うでしょうね。私はスネアサイドにレモ・ルネッサンス、バターサイドにレモ・スキントーンを張りました。結果、今までの音は何だったの?てくらい激変しました。もちろん、いい方に。 残念ながら、ツブしの利かないサウンドなので、活躍の場はアコースティックな音楽に限られるでしょう。けれども、この手の音が好きな人には堪らないでしょうね。実際に使ってみるまでは「Pearlかよ」なんて少々軽く見ていたフシもありましたが、このような逸品が日本のメーカーで発売されてるって事実は素晴らしいですね。 万人にお薦めできるものではありませんが、クラシックやジャズなどのアコースティックな音楽をやられている方は検討してみる価値はあるのではないでしょうか? | ||
mazda9708's Profile
Reviews Posted: 6
Address:神奈川県
ST-114 スキントーン 14インチ
価格:¥4,080(税込) Price:4,080 yen(incl. tax)
この手のヘッドのツボ…と言いますか、何が他と違うのか?は、ズバリ「不均一性」だと思います。シンバルでもハンマリングが織り成す倍音がジャズやクラシックで好まれますが、スネアのヘッドでも同じだと思うんですよね。発音部(打楽器であれば打面)が均一であればあるほど、そこから生まれる空気の振動も均一です。ですが、打面が不均一であるほど、そこから生まれる振動も不均一になり、その結果、複雑な空気の振動が発せられます。その複雑な空気の振動が俗に言う「ふくよかな音」に繋がるんじゃないかと。ただその分、様々な周波数帯にエネルギーが分散するので、聴覚上の音量も下がってしまうわけです。この辺り、善し悪しというよりも好みの問題なんですがね。ただ「無い」周波数はコントロールできませんが、「有る」周波数は(ミュートやチューニングで)ある程度コントロールできますからね。コントロールする腕さえあれば、材料は多い方がいいと思います。
このヘッドは、その辺りの「不均一性」の処理がホント絶妙で、「美味しいなぁ?」と思ってしまうわけです。もちろん好みの問題はあるとは思いますが、奏者自身の歴としたコンセプトを持って、積極的に選ぶべき「攻めた」ヘッドだと思います。
残念ながら、数ヶ月も経つとすぐ音が変わるので、寿命…というか「旬」は短いヘッドです。ですので、その短い美味しい時期に最大限の煌めきを放つ「本番用」ヘッドでしょう。