MULTI / POLYは、KORGのアナログ技術を活かした、ミニマルながらもパワフルなアナログ・シンセサイザーです。シンプルな操作体系と即戦力のサウンドで、アナログならではの太さと温かみを手軽に楽しめます。特に以下のような方におすすめです。
wavestate mk II | opsix mk II | modwave mk II | multi/poly | |
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鍵盤数 | 37 鍵(ベロシティ & リリース・ベロシティ対応) | 37 鍵(ベロシティ & リリース・ベロシティ対応) | 37 鍵(ベロシティ & リリース・ベロシティ対応) | 37 鍵(ベロシティ & リリース・ベロシティ対応) |
音源システム / 合成方式 | Wave Sequencing 2.0 + サンプル/波形ベース方式 | Altered FM(FM シンセシス)方式 | Wavetable / モーション・シーケンシング方式(modwave エンジン) | アナログ・モデリング合成 / モジュラー風構成 + レイヤー機能 |
最大同時発音数 | ステレオ 96 ボイス | ステレオ 64 ボイス | ステレオ 60 ボイス | 60 ボイス(設定に応じて変化) |
モジュレーション コントロール |
各 “レーン(lane)” 別のモジュレーション、ステップごとにモジュレート可能。直感的なノブ/モジュレーション経路あり | FM パラメータ変調、モジュレーションマトリクス設計など | モーション・シーケンシング 2.0、Kaoss Physics、モジュレーションノブなど | モーション・シーケンシング 2.0、Kaoss Physics、4 個の Mod ノブ、豊富なフィルター変調など |
主要な演奏/表現機能 | ウェーブ・シーケンス(各音の変化を制御)、アルペジエーター、モジュレーション操作 | FM 音色変化、リアルタイムコントロール | モーション操作、XY コントロール、オシレーター混合、波形変化 | レイヤー・ローテート、ノブ操作、モジュレーション深度調整、表現重視設計 |
ユニークな特徴/強み | “Wave Sequencing” によるフレーズの変化、複雑な時間制御、サンプルベースとの融合 | FM 系列の豊かな倍音・音響変化、FM 特有の金属質音の扱い | Wavetable 合成の自由度、モーション・シーケンシング、波形操作の奥深さ | アナログ風モデリング、モジュラー的な構成、レイヤー切り替え、厚みある音響構築 |
共通機能・共通点 |
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¥550(税込)
在庫有
2025/07/19
まずはフィルターを聴け!超アナログ、超いい音。でも買うならモジュール
投稿者名Reviewed by:Pake 【神奈川県】
アナログシンセの出音にとどまらず、その「振る舞い」を徹底的に再現した本機。
「DRIFT」機能でVINTAGEノブのように、ピッチやフィルターなどにばらつきを与えて温かいサウンドを生み出せる。初期設定のオシレータを4個オンにしただけでも太いサウンドになるし、逆に「ピッチだけはあまりばらつかせない」のような個別設定もできる!
「フィルターはSEM、ポルタメントはProphet」と自由に選んだり、無制限のモジュレーションを縦横無尽に組んだり、回路設計を自由に楽しむこともできる。
イチから作り直されたモデリングフィルターも大きな魅力だ。
どこかで展示機を試す機会があれば、プリセット「Tom Sawyer sweep」のフィルターを切り替え、奥深さを味わってほしい。
ちなみに、音源はVA用のオシレータと機能を追加したほぼmodwaveなので、たいていの仕様は共通している。
つまり、PCエディターを使えばエフェクトの細かいエディットも可能である。
また、LFOも同様に32khzなのでVAにしては遅い。
こことメーカーの紹介ページに書いてないmodwaveとの大きな違いは、
・サブオシレーターはノイズだけ。ホワイト、ダークのような選択肢はなく、パラメータ2つをいじってノイズの音色を変化させる。
・エンベロープ・カーブは0.1単位でより細かく調整できる
・モジュレーション信号を演算できる「mod process」の数が増えた
・ポルタメントは大きく分けて「音程が離れていると時間が伸びる」「音程に関係なく同じ時間」の2種類がある
・エフェクトを使わずドライブがかけられる
といったところか。
デメリットは鍵盤。裏に錘をつけてセミウェイテッドになったものの、もとの作りはmodwaveら歴代の兄弟機種と同じであり、構造上奥が弾けない点も相変わらず。
また、鍵盤が使い込まれることで離鍵時に嫌な音とバウンドを見せるようになった。鍵盤の個体差によって(私の機種のように)使い込む前から一部の鍵盤でこの症状が出てしまう。
音源自体は非常にいい上、多くのプリセットはアフタータッチを受信するよう作られているので、その性能を最大限活かすためにも本機はmoduleまたはnativeを購入し、別の鍵盤で演奏することを強く推奨する。
レビューIDReview ID:687a89e8cfe0a4005a00001b
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商品ID:356047
¥89,800(税込)
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