CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CBR2 Bluetoothレシーバー

CLASSIC PRO/CBR2は、ステレオ音声に対応したBluetoothレシーバーです。

■Bluetoothレシーバー
■モノラル/ステレオ/TWSモード対応

CBR2は、ミキサーやパワードスピーカーのXLRマイク入力端子に接続するだけで、Bluetoothによるオーディオ再生を簡単に実現。単体でのステレオ/モノラルモード切替に加え、2台使用することでTWS（True Wireless Stereo）モードでのステレオ再生も可能です。さらに、充電式リチウム電池を内蔵し、約2時間の充電で最大8時間の連続再生に対応。スピーチやレッスン、バンド練習など、幅広い用途で活躍する汎用性の高いBluetoothレシーバーです。

■MONOモード
ステレオ信号の左チャンネルと右チャンネルがモノラルにミックスされます。

■STEREOモード
左チャンネルが下部のXLRから、右チャンネルが上部のXLRから出力されます。

■TWSモード
CBR2を2個用意します。1個目のCBR2から左チャンネル、2個目のCBR2から右チャンネルが出力されます。

■特長
パワードスピーカーやミキサーにBluetoothオーディオ再生機能を追加
有線ステレオ再生用のXLR出力を上部に搭載
CBR2を2個用意し、TWSモードによるワイヤレス・ステレオ再生可能
USB type-Cで充電可能なバッテリー搭載
電源オン/オフ、TWSリンク、Bluetoothペアリング、ステレオ/モノラル切替用ボタン搭載
バッテリー充電および動作状態を示すLED
頑丈なABSハウジング

■仕様
出力（上部/下部）：XLRオス、バランス
出力レベル：+6dBu（最大）
バッテリー再生時間：約8時間
バッテリー充電時間：約2時間
SN比：95dB
入力電圧：DC5V/300mA
周波数範囲：20-20000Hz
内蔵バッテリー：3.7V/500mAh 1.83Wh
Bluetooth通信距離：最大30m
Bluetoothプロファイル：Bluetooth5.3、A2DP、AVRCP
対応コーデック：SBC、AAC
Bluetooth周波数帯域：2.402-2.480GHz
重量：51g
寸法（直径×高さ）：27x115㎜
動作周囲温度：0-40℃


■各部名称
LOW（赤色）：内蔵バッテリーの電力が不足すると点滅します。
CHG（橙色）：充電中に点灯し、充電完了時に消灯します。
FULL（赤色）：充電が完了すると点灯し、自動的に充電が停止します。
電源ボタン：ボタンを3秒以上押し続けると、本機の電源が「ON」または「OFF」になります。
ペアリングボタン（BT）：ボタンを3秒以上押し続けると、スマートフォン、タブレット、ラップトップPCなどとペアリングします。
TWSボタン：2つの「CBR2」をリンクさせ、2台のスピーカーから、オーディオ再生（TWSモード）ができます。
STEREOボタン：ステレオモードとモノラルモードを切り替えます。
※ステレオモードでは、LEDが常に点灯し、左チャンネルの信号が下部のXLR端子から、右チャンネルの信号が上部のXLR出力から出力されます。モノラルモードでは、LEDが消灯し、ステレオ信号の左右のチャンネルがモノラルにミックスされて下部のXLR端子から出力されます。

■ペアリング方法
1.　CBR2の電源を入れます。
2.　ペアリングボタンを3秒以上押し続けると、Bluetoothデバイスを検索する「ペアリングモード」になり、青色のLEDが点滅します。
3.　送信側Bluetoothデバイス（スマートフォンなど）の設定画面に表示されている「CBR2」を選択して接続します。
4.　ペアリングに成功すると確認音が鳴り、青色LEDが点滅から点灯に変わります。

■TWSモードのペアリング方法
1.　CBR2を2つ用意し、それぞれスピーカー等に接続します。
2.　1つ目のCBR2のペアリングボタンを押し、オーディオデバイスとペアリングします。
3.　2つ目のCBR2の電源を入れます。
4.　両方のCBR2にある「TWSボタン」を同時に押し続けると、緑色のLEDが点滅から点灯に変わり、CBR2同士が接続されます。1つ目のCBR2が左チャンネル、2つ目のCBR2から右チャンネルが出力されます。

CBR2の出力レベルは最大で +6 dBu となっており、例えばスマートフォンの音量を最大にした場合には、ラインレベル相当の信号が出力されます。
この状態でミキサーなどのマイク入力端子に接続し、マイクと同じ感覚でゲイン（GAIN）を上げてしまうと、音割れや過大入力の原因となる可能性があります。

以下のいずれかの方法でご対応ください：

ミキサーにPADスイッチがある場合
　→ PADをONにしてください（信号の入力レベルを適度に減衰させることができます）。

PADがない場合
　→ GAINつまみは最小（ゼロ）から調整してください。
　→ あわせて、スマートフォンなど接続機器側の音量を下げて、音がクリアに聞こえるように調整してください。