Pedal76は、レスポンシブなダイナミック・コントロールとリッチなアナログ・トーンで知られる、史上最速かつ最もパワフルなスタジオ・コンプレッサーの1つを正確に再現しています。ギターやベースのパフォーマンスでは、FET回路による重厚なサウンドとギグに対応したコントロールが、レコーディング・スタジオのサウンドをステージで再現します。
■主な特徴
1. オリジナル76スタイルのスタジオコンプレッションをステージで再現
数え切れないほどのギター、ベース、キーボードのレコーディングで使用されてきたオリジナルの76スタイルFETスタジオコンプレッサー。その個性を損なうことなくダイナミクスをコントロールします。FET回路による倍音の深みとカスタムトランスによる豊かな音色が完璧に融合。ステージで原音に忠実なスタジオサウンドを求めるギターおよびベースプレーヤーにとって究極のコンプレッサーです。
2. スタジオコンプレッサーのコントロールを搭載。
通常のスタジオコンプレッサーと同様に、ステージでの不要な音量変化を抑えるために、アタック、リリース、レシオ、入力、出力のコントロールを装備しています。アタックとリリースはコンプレッションのタイミングを、レシオは原音に対するコンプレッションの強さを調整します。入力はコンプレッサー回路に供給する原信号の量を、出力はメイクアップゲイン/マスターボリュームとして機能し、Pedal76を他の機材とスムーズに連携させたり、必要に応じてブーストを加えたりできます。
3. 76スタイルのコンプレッサーを知り尽くしたWarm Audioが厳選したプレミアムコンポーネントを使用し製作。
本物の76スタイルのFETコンプレッションを実現するために、カスタムメイドのプレミアムコンポーネントを使用しています。カスタムCineMagトランスは、スタジオユニットが持つプロフェッショナルなパフォーマンスとトーンをペダルボードに合うフォーマットで再現するように設計されています。さらにプレミアムコンデンサ、抵抗器、トランジスタを使用し、ステージで本物のスタジオ体験を提供する上で妥協のない回路を構成しています。
4. ライブパフォーマンスに最適化された追加機能
トゥルーバイパスとバッファードバイパスの切り替えを外部スイッチで操作でき、他の機材との連携もスムーズです。入力感度、GND/リフト、パッドのオン/オフ、高/低ゲインモード(DI動作用)の切り替えスイッチを搭載し、ライブやスタジオでの利便性を高めました。独立したバランス出力(DI)は、ミキサーやレコーディング機器に最適な信号を送ることができ、高ゲインモードでは、グリット及びリッチで飽和したトーンの両方が加わります。
5. 76スタイルのプレミアムコンプレッサー構築の歴史
Warm Audioは、10年以上にわたり、WA76というプレミアムな76スタイルのコンプレッサーを製造し、世界中で2万台以上を出荷してきました。その経験から、必用な回路と、最も珍重されるビンテージ76スタイルのコンプレッサーの求められるトーンを熟知しています。それ故に、スタジオラック76と同様な、カスタムCineMagトランスとプレミアムコンポーネントを調達できるのです。
6. テキサス州オースティンでの手作業によるテスト
他のWarm Audio製品と同様に、Pedal76は、音楽制作に情熱を持つ訓練された技術者によって、テキサス州オースティンの自社工場で細心の注意を払って手作業でテストおよび検査されています。
■SPEC
・オールアナログ・トランス、バランス型FETコンプレッサーペダル
・アウトプットトランス カスタムCineMag USA
・クラシック76スタイルのコンプレッションコントロール:レシオ、アタック、リリース、入力、出力
・その他コントロール:入力感度、GND/リフト、DI出力パッド、DI High/Lowゲイン(バランス出力のみ)
・バイパススイッチ:外部トゥルーまたはバッファ・バイパススイッチ
・メーター:ヴィンテージスタイルのアンバーVUメーター(ゲイン・リダクション表示用)
・低ノイズ、100%ディスクリート・アナログ信号経路
・電源:外部電源(9V電池コンパートメント付き)。外部電源は、チャージポンプ電圧レギュレーターを介して内部電圧を昇圧
・寸法:幅150mm、高さ104mm、奥行き48mm
・重量:748g
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スタッフレビュー
ついにWARM AUDIOがやってくれましした!76タイプのペダル版です。
ラックタイプのWA76は、「ベース→プリアンプ→WA76」で試したことがあったので、どんな感じになるか早速やってみました。右下のフットスイッチを踏んでPedal76をONにするとVUメーターのバックライトがオレンジ色に光り、音に合わせてアナログ感溢れるメーターの針が振れます。コントロール類はラックタイプとほぼ同じなので、特に迷うことはありませんでした。コンプのかかる早さ、抜ける遅さ、潰してる感じは各つまみで調整するのですが、耳で聞いても効きがわかりやすい上にメーターの振れ方でも伝わってくるので弾いていてとても楽しいです。コンプレッサー沼にはまっている方もきっと好きになってくれるのではと思える1台です。

営業部 / 河西 政佳
76スタイルのコンプレッサー「Pedal76」、サウンドは一言でいうとナチュラル系です。オールアナログ・トランスとのことでデジタルの同じ系統のペダルと比較して音圧がしっかりある印象。ギターに限らず、ベースでの使用もおすすめです!
コントロールは必要最小限で使用感は良好。コンプのかかり具合をVUメーターで見ることができる点も非常にわかりやすいです。コンプレッサーとして使用する際はRATIOの設定は4が推奨。それ以上はリミッターとして使用する際にお好みで上げていけば、しっかり役割を果たしてくれることでしょう。ぜひお試しいただきたいペダルです!

営業部 / 玉木
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