(本書は商品に添付されている取扱説明書を元に作製したものです。)
1 Don't Fretに記載されている弦長(上ナットから駒までの長さ)が実際の楽器の弦長と等しくなるように駒の位置を調整して下さい。※1駒を動かすのは楽器のバランスを損なう場合があります。詳しい注意をお読みください(末尾に記載)
2 楽器の弦をゆるめます。取り外す必要はありません。
3 Don't Fretの細い側から約2cm、裏紙を剥がします。
4 弦と指板の間にDon't Fretをスライドさせて入れます
5 Don't Fretの細い側の端を上ナットに合わせ、指板の側面をガイドラインに合わせます。
6 裏紙を剥がした箇所を指で押さえます。
7 Don't Fret 全体の位置を保持しながら、裏紙を剥がします。
8 内側から外側に向かってDon't Fretを指板上に滑らかに貼りつけて下さい。端もきれいに整えます。
9 ミシン目が付いている部分は切り離す事が出来ます。
10 弦を調弦します
※駒の位置を動かす場合には留意すべき点があります。
例;楽器の弦長が実測で328mmだとします。
この場合Don't Fretに記載されている弦長(325mm)に合わせる為に、駒の位置をネック側に約3mmずらす事になります。
この場合ですと駒と魂柱の相対的な位置がずれる(駒と魂柱が離れすぎる)事になり音質に影響が出るのは明らかです。
今現在の駒魂柱の調整具合を変えたくない場合、駒の位置は変えずにそのままにしておく事をおすすめします。
駒を直さなくてもDon’t Fretの表示位置と実際のピッチ(音程)に問題になる程のずれは生じません
総弦長で3mmの相違があるとして、ファーストポジションでの黄色位置では約0.3mm、赤位置で約0.6mm、青位置で0.8mmの差異が生じると考えられます。これは実際のご使用においてはまず無視出来る数字です。
Don't Fretは精密な音程を約束する道具ではなく、バイオリンを始めたばかりの方が音程の指位置を「おおむね正確に」目で確認できるようするものです。こうした製品という事をご理解頂いたうえでDon't Fretをお使い下さい。
尚お使いの楽器が分数サイズの場合必ずその楽器にあったサイズの商品をお使い下さい。
商品ページに記されているStrings Lengthと照合して、ご自身の楽器に使って問題ないかご確認下さい。
アメリカの指板シール専門メーカー、Don't Fret。本商品はバイオリンの指板にシールを貼ることで、左手の抑える位置がわかる優れもの。バイオリン4/4サイズから1/16サイズまで、全7サイズの中からお選びいただけます。実際に説明書を見ながら使用してみると、わずか数分で貼ることができ非常に簡単!弦を緩めるとより楽に装着できました。お子様のレッスンや初心者の方にぜひ使っていただきたい指板シールです。
商品ID:313673
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