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2024/11/04
キーボード付きシンセとしての完成度が高い。FM音源も使える
投稿者名Reviewed by:もんたげ 【長野県】
音はRoland Cloudのプラグインとまったく同じなので本機の存在意義はパネル操作になる。ポイントは2つある。
1つ目は左端のセクション。トランスポーズだけでなく、キーホールド、コードメモリーなどオートアルペジオと組み合わせる前提のスイッチや、ベンドとモジュレーションの感度調節スライダーがある。マスターキーボードとしても便利な機能である。
2つ目は右端のエフェクトセクション。例えばアナログっぽい音作りのコツはサチュレーション感を出すために歪み系エフェクトを使うことだが、本機のODやDTを控えめに使うとほどよい倍音が付加され音が太くなる(歪み=奇数倍音を増やすと考えると良い)。自分はシンセの音作りはエフェクト込みでやるべきだと常々思っていて、本機はエフェクターの操作子も外に出したことでその他のパラメータと同格になっている。
プラグアウトシンセに関しては、JUNO-106は実機より音抜けが良く即戦力になりうるが、JX-3Pは実機と同様に腰砕けなサウンドで厳しい。鍵盤もまずまず。高品質な鍵盤ではないが必要十分。TRS出力や98kHz DAなど高音質設計も良い。
しかし本機の実力はSYSTEM-8モードで発揮される。パッと聞いた印象はNord Leadと大差ないVA系シンセだが、NLのシングルトーンよりも明らかに音圧があり、荒っぽい音も出せるし音色の振り幅も非常に広い。その要因はオシレータにある。オシレータはバリエーションが4種類あり、Vol.1はノーマルな波形で、2~4はFM音源になっている。FMの知識が無くてもプリセット波形を選ぶ感覚で扱えるうえに、音のギラつきや音圧はY社シンセを完全に上回るし、素の波形を鳴らしているだけでインスピレーションが湧いてくるような魅力がある。多くのシンセ(とりわけソフトシンセ)がレイヤーで勝負するようになったのとは対称的で、ACB音源だからこそ2オシレータのシングルトーンで勝負できるシンセだと感じた。
唯一残念なのが音の立ち上がりが若干遅いこと。ADSRのAをゼロにしてもクリック音が入らない。ただ実用性を考えるとこのくらいが扱いやすいとは思う。
レビューIDReview ID:144312
2023/03/13
直感的で使いやすいアナログモデリングシンセサイザー
投稿者名Reviewed by:ゆゆゆ 【埼玉県】
シンプルで非常に使いやすいアナログモデリングのデジタルシンセサイザーです。
特にほとんどのパラメーターが、パネル全面のつまみやフェーダーと連携している為、
小さな画面の中に潜る必要がありません。
機能を増やせば増やすほどディスプレイとにらめっこしてパラメーターを探すために潜る必要性があるシンセサイザーもある中で、SYSTEM-8は非常に分かりやすくて使いやすいシンセサイザーだと思います。
見た目もAIRAの緑色でとても気分があがります。
また、3台までのRolandのレジェンドシンセをハードウェアにPLUG-OUTできます。
自分はJUNO-60とJUNO-106とJUPITER-8を入れています。
ただ、PLUG-OUTと同様な思想はZENOLOGYのModel Expansionでも実現されている為、ハードシンセならFANTOM-0を選ばれた方が拡張性も機能性も満足度が高いと思います。
しかし、SYSTEM-8はいかにもシンセサイザーらしい見た目で、余計な機能が無くとてもシンプルなのでワークステーションシンセサイザーではないシンセサイザーを選ばれる時には、良い選択になるのではないでしょうか。
個人的にはシンセサイザー初心者の方におすすめしたいシンセサイザーです。
ただ、VSTプラグインも出ていますので、あえて今この楽器を持つ意味はやはりフィジカルで操作できることと、所有欲を満たすことができる部分だと思います。
つまみをいじりながら、PLUG-OUTしたJUNO-60,JUNO-106,JUPITER-8の音を鳴らすことができるのは、楽器としてのエクスペリエンスは非常に高いと思います。SYSTEM-8の波形も素晴らしいです。
レビューIDReview ID:138313
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商品ID:228332
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