ABBEY ROAD /CHANDLER LIMITED の定番マイクプリアンプ TG2 "BACK TO BASICS"バージョン。「ハードウェアー機材の素晴らしさ」を伝える「BACK TO BASICS」マイクロフォニックノイズを対策したメカニカルなチューニングにより、オリジナルTG2のサウンドはそのままに、メーカー直伝のファット・サウンド・モードを追加搭載した特別バージョンです。
■マイクプリアンプ
■2ch
■1U
■要パワーサプライ:PSU1(別売)
~代理店サイト商品ページより~
アビィロード・スタジオとCHANDLER LIMITEDが共同で復刻&開発を手掛けるTG2マイクプリアンプは、1968年~1970年代にかけて、英国EMIレコードが開発したTGコンソールのヘッドアンプを正確に復刻したアウトボードです。
ザ・ビートルズ後記~各メンバーのソロ・ワークス、ピンク・フロイドなど、多くの名作を生みだしたTGコンソールは、ロックサウンドの歴史そのものであるといえます。
マイクロフォニックノイズを対策したメカニカルなチューニングにより、オリジナルTG2のサウンドの魅力を100%引きだすだけでなく、メーカー直伝のファット・サウンド・モードを追加搭載。1968年以降の英国アビィロード・スタジオの伝説のオリジナル・サウンドはそのままに、メーカー直伝の新たなサウンド・オプションを搭載した特別バージョンです。限定30台は特別価格でのご提供となりますので、お早めにご購入ください。
TG2(BACK TO BASICS) 技術解説
Chandler TG2はその名の示す通り、アビーロードスタジオのTGコンソールのマイクプリアンプを再現したプロダクトであり、トランス入出力、オールディスクリート構成のビンテージタイプ。内部配線からも丁寧に製造されたハンドメイドである事が分かります。
このTG2を検証してみると興味深い特徴も詳しくつかむ事ができました。ゲインと一緒に周波数特性が変化している。ハイゲインになるにつれ低域をロールオフさせエネルギーを中域に集中させている。突っ込み気味に設定した時に扱いやすい倍音構成となり、これがTGの個性的なサウンド・キャラクターを形成しているとも言えます。
しかしながら、求めるサウンドの方向性によっては、よりフラットな特性が求められる場合もあると思います。TG2のサウンド・キャラクターは保ったまま、ゲインを上げても周波数特性が変化しないとなれば、TG2がもっとオールマイティに活躍できるはず!と考え、CHANDLER LIMITED社に相談してみたところ、ユーザーが求めるならカスタマイズの方法を教える!とメーカーの設計チームからモディファイのアドバイスをもらう事ができました。初段のアンプのキャパシターを大きな容量の物に置き換えるのが大きな特徴でした。これを試すと、グラフで一目瞭然、ハイゲインでも低域がロールオフせず、TG2のサウンドを保ったままで、よりフラットな周波数特性が得られることが確認できました。
■ TG2 (Back to Basics) 仕様
・制振モディファイによる精密なサウンド・チューニング。
・DIスイッチをオンにする(押しこんだ状態)でファットな「エクストラ・サウンド」に切替。
・DIスイッチがオフの状態ではTG2のオリジナル・サウンドとなります。
・各チャンネルのDI入力にプラグが挿されると、内部リレー回路により自動的にインプットをDI入力に切り替えます。
・一台ごとに特性の細かな計測と検証、リスニングによるチューニングの微調整を行い、丁寧なモディファイ作業を弊社テックで行います。
・従来より国内品には「サウンドチューニングDCケーブル」をお付けしています。もちろん本Back to Basicsバージョンにも付属いたします。
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