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SONEX「音響機器に問題がないときは、誰もそのことを意識しない。」
ミネアポリスのWorldwide Shopping Source (WSS) Mediaでエンジニアリングディレクターを務めるSteve Levens氏は、SONEX Classic/Colortecが思った通りに機能していることを、改めて認識しました。
Levens氏によると「放送局のスタジオで取り上げられる音響の話題が“良いニュース”という事はまずありません。」
WSS Mediaは、インターネットのショッピングサイトと提携し、ライブによるテレビショッピング番組ネットワークを提供しています。ミネアポリスに拠点を置くWSSは、2005年2月から放送を開始し、インターネットとケーブルテレビ放送を通じて365日24時間、世界中の商品を販売しています。
Levens氏とそのスタッフはWSSのスタジオとコントロールルーム、そして録音ブースに、合計1,400平方フィートに及ぶSONEX Classic/colortecパネルを貼り付けました。WSS Mediaは既存の建物をそのまま利用しており、音響に関する措置はまったく行われていませんでした。しかも、スタジオには、モダンで洒落た木製のフロアに演壇が置かれ、さらにカメラに映らない場所にはコンクリート打ちっぱなしの床や、壁が残されています。そのため、スタジオや録音ブースにおけるライブエンド/デッドエンドといった音響特性を向上させることはとても困難でした。しかし今では、いろいろな場所に設置されたSONEXパネルが反射された音に加えて、機材や人々から発せられるバックグラウンドノイズを吸収しています。
コントロールルームでは、床や壁、機材、金属製のスタンドといった硬い面に反響した音が、機材の雑音と相まってノイズとなり、エンジニアが作業に集中できない、という事がよくありました。しかし、SONEXパネルを設置した事によってスラップエコーや二アフィールドの反射が軽減され、生中継のさ中でも、より集中して作業する事ができるようになりました。
小さな録音ブースは、平行に向かい合った壁面や、天井とカーペットフロアによって、レコーディングに最適な音響特性が得られませんでしたが、SONEXパネルを設置する事で、より明瞭な音声で収録を行う事ができるようになりました。
「最終的な目標は、残響音を全く聴こえないレベルまで下げる事です。」とLevens氏は語っています。「これまでいくつかの施設でSONEXを使用してきましたが、その施設でもその効果に満足しています。私どもは世界中にライブで番組を配信しているので、音に関してはやはり妥協は許されません。スタジオなどにSONEXを設置することで見違えるような改善が得られました。」
SONEX Classicパネルはナチュラル、ペイント、もしくはカラーテック仕上げが揃っています。カラーテック仕上げはパネル全体が均一な色に染まっているので、パネルをカットしても断面の色が変わらず、貼り付けても違和感を感じません。カラーテックパネルには、チャーコールとライトグレーの2色が用意されています。
SONEX Classic/colortecパネルは、Anechoic wedge(アンエコイック・ウェッジ=無響を生み出す)デザインを採用し、騒音低減係数(NRC)0.75~0.8を誇りながら、最もコストパフォーマンスに優れたサウンドコントロールグッズです。パネル表面に施された独特な幾何学模様が音波を最適な角度で偏向させ吸音します。放送局のスタジオ、レコーディングルームに最適です。自宅のリスニングルームやレストラン、その他音響のコントロールが必要とされるどんなロケーションにもマッチします。
また、燃えにくく、煙のでにくいASTM E-84規定に基づくクラス1の耐火性を誇るwilltecフォームを使用しています。専用の水性接着剤を使って、どんな壁面や、天井にも施工する事が出来ます。
Pinta Acoustic社は、1970年代に初めてSONEX製品を開発して以来、放送、レコーディング業界の様々な施設に優れた製品を提供しています。今日SONEX製品の用途は、テレビ局やラジオ、レコーディングスタジオをはじめ、最高級のスピーカーや音響機器メーカーのテスト施設にまで及んでいます。従来の吸音材に加えて、天井用のタイルや布地張りのウォールパネル、壁内の遮音材からコーナー用の吸音材まで、放送、オーディオの現場で使える幅広い製品を取り揃えています。
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