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SUMMIT AUDIOハイエンドな真空管プロセッサーメーカーの老舗SUMMIT AUDIO社が、今年で創立30周年を向かえ、ホームページが更に充実した内容になってリニューアルオープンしました。鮮明な製品画像、詳細スペックはもちろん、今回新たに「Summit Video Channel」が追加され、商品についての説明や実際に使用しているエンジニアのコメントを動画を見ることが可能となりました。下記に「The Summit Story...NOW 30 YEARS!!」を掲載致しましたのでご覧下さい。
「Summit Audioの歴史」
時は1979年。それは、MTVとブリトニー・スピアーズが誕生する2年前、初のスペースシャトル”コロンビア”号が宇宙へ発射され、”Star Trek”の映画版がリリースされた年。Summit Audioの旅はここから始まり、オーディオ・エンジニアリングの世界へ進出していったのです。
Summit Audioは世界がまだアナログ盤レコードやカセットテープを作っている時代にMichael Pappによって創設されました。MichaelとSummit Audioはレコーディングスタジオから中古の機材を仕入れて売買していました。それからMichaelは中古市場から出回るヴィンテージ(バキューム)の真空管機器へのトレンドに気づいたのです。これらの機材は性能的にあまり信用がおけず、修理も困難でありMichaelはリペアパーツ探しに途方も無い時間を費やしたのでした。
Michaelには素晴らしいアイディアがありました。モダンで信頼のおけるパーツを使い、時代のスタンダードに合っているもの、それでいてエンジニアたちが熱望するクラッシックなサウンドを維持した真空管プロセッサーの新製品を生産したら良いのではないか?MichaelはDave Hill(現Crane Song所属)と共同で取り組み始めたのです。1985年当初のアイディアがTLA-100を生み出し、Summit Audioの初製品となったのです。この製品はすぐさま象徴的存在のTLA-100Aへと進化を遂げ、25年が過ぎた今でも変わることなく生産され続け、多くの曲やアルバムに名前を刻み、音楽ファンに愛され、エンジニアたちに好評を頂いております。
名誉に甘んじることなく、1987年Summit AudioはマイクプリアンプTPA-200に着手しました(1989年にTPA-200Aへと変化し、1991年TPA-200Bとなりました)。嵐のようにオーディオエンジニア業界へ旋風を巻き起こしています。1988年、Summit Audioは直ちにフルレンジイコライザーEQF-100(現在も生産され続けています)を、そして翌1989年プログラムイコライザーEQP-200(現EQP-200B)を発売しました。これはほんの始まりに過ぎません・・・。
現在のオーディオ界の真勢力として、ハイバリューでテストし尽くされた顧客のニーズに対する圧倒的なコミットメント---これらSummit Audioの基盤が、妥協のない製品、革新的で面白い製品の明るい未来へのパーフェクトな発射台なのです。確固たる信頼性、正確な生産技術という我々の伝統から離れることなく、オーディオのダイナミックな世界と共に進化しています。
Summit Audio製品は最も厳格なスタンダードと最先端のテスト装置をもって長年のお客様の声と経験を結集させ、アメリカで一つ一つ丹念に作られています。世界で最高のサウンドと最も信頼の置ける機器を開発、製作するよう常に努めています。
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