元セックス・ピストルズのジョン・ライドン率いるバンド「パブリック・イメージ・リミテッド」(以下P.I.L.)の初代ギタリストで創設メンバーでもある、キース・レヴィンが11月11日に逝去されました。享年65歳。デビュー前のザ・クラッシュに短期間在籍した後、ジョン・ライドンらと共にP.I.L.を結成。在籍の間にリリースされた、1stアルバム『パブリック・イメージ』、『メタル・ボックス』で聴ける、斬新で攻撃的なギター・サウンドは後のインディー/オルタナティブ・ロックへ大きな影響を与えてきました。
2000年以降も自身のソロ作品や、P.I.L.の初代ベーシスト、ジャー・ウォブルのソロ・アルバム『Psychic Life』でも唯一無二のギター・プレイの健在ぷりを見せ、2012年にはウォブルとのコラボプロジェクト「Metal Box In Dub」としてフジロック・フェスティバルのステージにおいてP.I.L.ファンを楽しませてくれた事も記憶に新しいです。多くのアーティストに影響を与えてきたキース・レヴィンによる、代表的なギターリフをフィーチャーしたP.I.L.のデビュー曲をお贈りして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
PIL - Public Image
パブリック・イメージ・リミテッドとザ・クラッシュの創設メンバー ギタリストのキース・レヴィン死去