2022年6月27日早朝、僕ら社員は旧女川中学校で土を掘っていた!実際は側溝とも呼ばれる水路にたまった土砂を掘り出して、水が流れるようにする作業だ。東日本大震災以降、手つかずになり、地盤が大きく沈下したこともあり、側溝には土砂が道路面に溢れるほど大量に溜まっていた。そのため、雨が降ると水が流れず、巨大な水たまりが道路上に出現していた。だから僕らは出動した。業者に頼むこともなく、自らの手で11年前の震災を心に浮かべつつ、土を掘り起こしていく。歴史の重みを感じないではいられない。
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