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DTM、DAW、配信におすすめ!スタジオモニタースピーカーを選ぶ

DTM、DAW、配信におすすめ!スタジオモニタースピーカーを選ぶ

DTM、DAWシステムで音楽を制作する際の必需品、それはスタジオモニタースピーカーです。一般的なオーディオ用スピーカーが「音を楽しむ」ためのものであるのに対し、スタジオモニタースピーカーに求められることは、正確に確認をするため、原音を忠実に再生する「高い再現能力」「フラットな周波数特性」です。

ヘッドホンでのチェックも、もちろん重要なことですが、実際にスピーカーから出てくる音を耳で聴くことにより、ステレオで録音された音の定位(各音源の位置)をより正確に確認することができます。

定番メーカーで選ぶ

初めてスタジオモニタースピーカーを購入するとなると、メーカー、モデル数が多く、どれを選んだらよいか迷うかもしれません。そんな時は、定番メーカーの人気モデルをご検討いただくと良いと思います。

  • JBL 3 series MkII

    JBL 3 series MkII

  • AIAIAI UNIT-4 Wireless+

    AIAIAI UNIT-4 Wireless+

  • YAMAHA HS/MSPシリーズ

    YAMAHA HS/MSPシリーズ

  • GENELEC 8000シリーズ

    GENELEC 8000シリーズ

  • NEUMANN KH シリーズ

    NEUMANN KH シリーズ

  • MACKIE CR-Xシリーズ

    MACKIE CR-Xシリーズ

  • PRESONUS Erisシリーズ

    PRESONUS Erisシリーズ

  • Focal Shapeシリーズ

    Focal Shape/ALPHA EVOシリーズ

  • Pioneer DJ VMシリーズ

    Pioneer DJ VMシリーズ

  • TANNOY Reveal/GOLDシリーズ

    TANNOY Reveal/GOLDシリーズ

サイズで選ぶ

スピーカーのサイズは設置する環境に合わせて選ぶということが大前提となります。サイズが大きいモデルは、その分、低域の再生能力が高くなり、より迫力のあるサウンドになります。ただし、本体サイズも大きくなりますので、設置スペースの確保が必要なだけでなく、その性能を引き出すために、音量を大きくする必要があります。そのため環境に合わせたサイズ選びが重要です。

迷ったときは、最も売れている「5インチ」がお薦めです。

出力W数で選ぶ

同じサイズのスピーカーで出力W数の異なるモデルを比較した場合、音量面で有利になるというだけでなく、余裕を持って出力できることにより、音質面でも有利になる傾向があります。

入力端子で選ぶ

現在、スタジオモニタースピーカーの主流は、パワーアンプを内蔵しているパワードタイプのものになります。XLR、TRS/TSフォン、RCA、ステレオミニと種類がありますので、接続する機器の出力端子に合わせたものをお選びください。また、入力には、-10dBv(民生機器レベル)、+4dBu(業務用機器レベル)と入力する信号により、使用する入力端子が異なるモデルもあります。

サンプル音源を比較して選ぶ

同じ音源、同じレコーダー、同じ録音環境を用意し、定番モデルの音源を収録しました。ヘッドホンでじっくり聞いて、サイズの違いやメーカーの違いによる音の違いを比べてみてください

低域や高域を環境に合わせて調整する機能も活用しましょう。

部屋の大きさと音響特性は、サウンドに大きく影響することがあります。スタジオモニタースピーカーをデスクに直接置いたり、壁の近くに設置したりするときに起こる低域のブーストを抑え、バランスを考えて高域を調整することができるモデルがあります。

JBL 3 series MkII/YAMAHA HSシリーズ

左:JBL 3 series MkII → Boundary EQ、HF TRIM

右:YAMAHA HSシリーズ → ROOM CONTROL、HIGH TRIM

スタジオモニタースピーカー用サブウーファーの追加

定番と呼ばれるメーカー、シリーズには、低域のみを再生するための専用スピーカー=サブウーファーがラインナップされています。サブウーファーをスピーカーシステムに追加することにより、迫力のある低音を出力できるようになります。また、フルレンジスピーカー側も低域以外の信号を鳴らすだけでよくなり、効率よく中高域を鳴らせるようになります。

もっと生々しい低音を「耳で聴く」というより「振動で感じたい」という人にはサブウーファーの追加をお薦めします。

サブウーファーサブウーファー

ステレオシステムの場合、サブウーファーは 2 つのメインスピーカーの間に設置します。スピーカーの設置の仕方により聞こえる低音の量は変わりますので、サブウーファーのボリュームを好みに応じて変更してください。

より正確なスピーカーの音を聴くために

1正しく設置をしましょう。

スピーカーの性能を発揮し、より良い音で聴くためにはスピーカーを正しくセッティングする必要があります。定番スタジオモニタースピーカーHSシリーズ、MSPシリーズのヤマハでは、セッティングについて下記のようなアドバイスが公開されています。

モニタースピーカーの設置(より良い音で聞くために)

モニタースピーカーの設置図

モニタースピーカーの設置にはいくつかのポイントがあります。

■ポイント1

<壁やコーナーから1.5m以上離れた場所に設置が理想>
壁やコーナーから1.5m以上離れた場所に設置が理想的です。
壁や部屋のコーナーに近づけば近づくほど、壁からの音の反射によってスピーカーの低音が強調されやすくなります。壁からの距離を確保できない場合は、ROOM CONTROLスイッチを使って、スピーカーの低音が強調されるのを補正してください。壁に近づくにつれて、ROOM CONTROLスイッチを「0」→「-2」→「-4」にすると、自然な低音になります。

■ポイント2

<左右対称に設置>
左右対称にスピーカーを設置することをおすすめします。スピーカーから壁までの距離を同一にしてください。

■ポイント3

<自分の位置と正三角形を作るように設置>
スピーカー2台と自分の位置(リスニングポイント)の3点で正三角形を作るようにします。また、スピーカーのフロントパネルを自分の方向に向けてください。

■ポイント4

<ツイーターと耳の高さを合わせて設置>
ツイーターと自分の耳が並ぶ高さにスピーカーを設置してください。より正確なモニタリングが出来るようになります。

POINT

  1. (1) 左右対称に置いたスピーカーから、自分の左右の耳までの距離を同じ距離に設置
  2. (2) ツイーターと耳の高さを合わせる

2スピーカーの高さを耳の高さに合わせましょう。

スタジオモニタースピーカー用スタンドには、デスクトップに置くタイプ、床に置くタイプがあります。

CLASSIC PROMST2

ボトムプレートに取り付けるアジャスターボルトが付属し、水平調整にも対応しています。高さは285-365mmの間で調整可能。トッププレートは、最適なリスニングポジションに合わせて角度と向きの調整をすることができます。

  • ■トッププレート:18 x 22.5cm
  • ■ボトムプレート:25 x 30cmm
  • ■高さ:28.5-36.5mm(5段階、20㎜間隔)
  • ■耐荷重:10kg

CLASSIC PROMST3

クランプタイプの卓上スピーカースタンド。設置スペースを節約し、デスク上のスペースを広く使うことができます。MST2と同じく、最適なリスニングポジションに合わせて高さ、角度、向きの調整をすることができます。

  • ■トッププレート:18 x 22.5cm
  • ■高さ:28.5-36.5cm(5段階、20㎜間隔)
  • ■耐荷重:10kg

CLASSIC PROMST

お手頃価格で作りもしっかりしている卓上スピーカースタンドです。
デスクに直接スピーカーを置いた場合、どうしても耳の高さより、少し低い位置になりがちだと思います。少し高さを上げたい時にお薦めです。

  • ■高さ:21cm(パッド含む)
  • ■プレートサイズ:21x24cm
  • ■ベース:21x24cm

CLASSIC PROMST20

床置きタイプのスタンドならコチラがお薦め!
こちらも頑丈なスチール製で高さ調整は5段階。ボルトと固定用ピンにより、左右の高さを簡単に合わせることができる点も推しポイントです。インシュレーターが付属している点も見逃せません!

  • ■高さ:96.5-136cm
  • ■プレートサイズ 23x23cm

CLASSIC PROMST30

こちらはMST20よりも少し低い高さにセッティングできる床置きタイプです。パッド、アジャスター、スパイクと充実した付属品。そして高さはなんと16段階と細かな調整ができます!!

  • ■高さ: 74-114cm
  • ■プレートサイズ: 23x23cm

CLASSIC PROMST40

2本の支柱で支える安定性の高いモデル。小型から中型スピーカーに対応しています。
他の床置きスタンドと比較してベース部分の面積が小さく、設置スペースを抑えることができる点もお薦めポイントです。

  • ■高さ:80-81.5cm
  • ■上部プレート:23x23cm
  • ■下部プレート:30x25cm

3アイソレーションパッド、インシュレーターを使用しましょう。

どんなにミキサー、マイク、プリアンプ、ケーブルやその他の機材の質が良くても、モニタースピーカーを周辺環境から分離できていなければ、録音した本当のサウンドを聞くことはできません。アイソレーションパッド、インシュレーターは、モニタースピーカーとモニターが接している物の間に生じる音波を分離することにより、モニタリングシステム全体の精度を向上させることができます。

CLASSIC PRO / CIP10

CLASSIC PRO CIP10
スタジオモニター用アイソレーションパッド 2台分

柔らかく取り回しの良いウレタンスポンジを採用し、しっかりとした制振効果を実現。UpperクッションとLowerクッションを組み合わせることにより、スピーカーに応じた角度調整にも対応します。

  • ■2台分
  • ■寸法:約27cm x19cm x 5㎝(Upper+Lowerクッション、角度:0度にした場合)Lowerクッションのストッパー部分からの奥行き:約24㎝
  • ■5種類の角度設定(それぞれ約 -6°, -3°, 0°, +3°,+6°)が可能です。
  • ■質量:0.2㎏(Upperクッションx2、Lowerクッションx2
MoPAD

AURALEX MoPAD

付属のMoPAD Wedge Adjustersにより、5種類の角度設定(-8°, -4°, 0°, +4°,+8°)が可能です。

  • ■ステレオペア分、4個入
  • ■2個でモニタースピーカー1台を支えます。
  • ■寸法:(W)約10cm×(D)約30cm×(H)最高部約4.5、最低部約2.5cm
  • ■耐荷重:100ポンド(約45kg)

Auralex アイソレーションパッド 一覧

AT6099

audio technica AT6099

特殊防振ゴムを採用したハイブリッド・インシュレーターです。

  • ■タイプ:ハイブリッド・インシュレーター、6個1組
  • ■構造:4層ハイブリッド構造(ハネナイト/真鍮/ハネナイト/ソルボセイン)
  • ■寸法:φ30×17mm
  • ■質量:約65g(1個)
  • ■耐荷重:5kg(1個当たり/均一静耐荷重)
  • ■付属品:スペーサー×6

インシュレーター 一覧

4 音量を手元で調整しましょう。

多くのパワード・スタジオモニタースピーカーは、音量調整を背面にあるツマミで行います。そのため、音量を変えるときは、背面のツマミを回す。または、オーディオインターフェース/ミキサーなど接続機器側のツマミを回す必要があります。

モニターコントローラー(ボリュームコントローラー)をオーディオインターフェース/ミキサーなどとスピーカーの間に接続し、手元に配置することにより、リスニングポイントから移動することなく、左右2台のスピーカーを同時に音量調整することができるようになります。

DRAWMER CMC2

DRAWMER CMC2

  • ■ 入力
    I/P1、I/P2 (バランスTRSフォン)
    AUX (3.5mmステレオミニ)
  • ■ 出力
    A、 B (バランスTRSフォン)
    MONO/SUB (バランスTRSフォン)
BEHRINGER STUDIO M

BEHRINGER STUDIO M

  • ■ 入力
    INPUT A (バランスTRSフォン)
    INPUT B (バランスTRSフォン、 3.5mmステレオジャック)
  • ■ 出力
    OUTPUT A (バランスTRSフォン)
    OUTPUT B (バランスTRSフォン)

モニターコントローラー 一覧

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