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木管楽器の特徴と種類

木管楽器の特徴と種類

木管楽器とは

木管楽器は、材質が木製の管楽器を指していると思われがちですが、リードなど唇以外の振動で発音される楽器のことを指します。小学校や中学校で演奏した経験のあるリコーダーも、木管楽器の仲間です。また、金管楽器と異なる特徴と言えば、穴を塞いで音程を変えることです。元はリコーダーのように、音孔と呼ばれる穴を指で直接塞いでいました。楽器の進化に伴いフルートやサックスのように「キィ」を使って穴を塞ぎ、より広い音域を演奏する事が可能になりました。

エアリード シングルリード ダブルリード
吹く息により、空気の流れが管の共鳴をもたらし、発音します。 葦でつくられたリードをマウスピースに取り付け、発音します。 2枚のリードを組み合わせて発音します。
フルート、リコーダー、オカリナ クラリネット、サックス オーボエ、ファゴット

代表的な木管楽器

フルート

フルート

リコーダーと並んで歴史は古く、柔らかくゆったりとした歌のような表現から鋭く速いメロディーまで多彩な音色を奏でます。

クラリネット

クラリネット

リコーダーのように構え、木管楽器の中でも広い音域を持ちます。
軽やかで飛び跳ねるような音色から、深く響き渡る音色まで、様々な印象を持ち合わせます。

サックス

サックス

ジャズと言えばサックスと言われるほどの知名度を誇ります。種類も豊富で複数のサックスで音域を幅広くカバーすることができます。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと楽器のサイズが大きくなるほど音程が低くなります。同じ指使いで様々な楽器を演奏できるのもサックスの魅力です。

オーボエ

オーボエ

オーケストラの演奏会が始まる時、最初に聴こえるチューニングの音がオーボエの音です。主に高音域で旋律を受け持ちます。

ファゴット

ファゴット

2つ折りにした長い管と10本の指全てを演奏に用いることで知られています。低音の伴奏から高音のソロまで、幅広く活躍します。

リコーダー

リコーダー

音楽の授業でおなじみの楽器として多くの人に親しまれています。その歴史は古く、14~15世紀のルネサンス時代から、17~18世紀のバロック時代にかけて活躍しました。

オカリナ

オカリナ

素焼きの陶器でできており、調によって楽器を変更します。素朴な柔らかい音色が特徴です。

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