サックスとは
ジャズをはじめ、吹奏楽やクラシックなどあらゆるジャンルで活躍する花形の楽器で、金管楽器の鋭さと木管楽器の柔らかさを併せ持っています。管体の材質は主に真鍮が使われますが、リードを震わせて音を鳴らす木管楽器です。楽器の大きさによっていくつか種類が分かれており、よく使用されるのはソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4種類です。
管楽器の中では比較的新しく、19世紀頃にベルギーの楽器製作者「アドルフ・サックス」が発明した楽器です。制作当時はバスクラリネットの改良を目指していましたが、検討を重ねていく中で金属を円錐状にした楽器を思いついたといいます。
発明されたのち、万国博覧会で一般にお披露目されるとたちまち話題に。フランスの作曲者たちの関心を大きく引き寄せました。
その後、サクソフォン(Saxophone)の名称で特許を取得し、最高傑作の楽器として誕生しました。
特許が失効すると、楽器製造者たちはサックスに様々な改良を重ね始めました。
曲のジャンルや理想の音色に合わせて多くのキィメカニズム・管体設計が開発されましたが、1954年にはセルマー社が名器「Mark VI」を開発。音孔や寸法の改良による音質の向上、キィ設計の見直しによる優れた操作感を特徴とするこの楽器は、その後のサックスのモデルとなりました。現在も基本の設計は変わりませんが、その時代の音楽に合わせて改良が続けられています。
サックスのパーツは約600あると言われ、それらのパーツが複雑に連動しています。
ですが、運指はソプラノリコーダーに似ており簡単に楽しむことができます。
写真は一例です。製品によって外観等は多少異なります。
カテゴリーから探す
ブランドから探す
ブランド一覧を見るアフターサービス
© Sound House