バイオリンの弓の調整方法とボーイング(弓を動かす動作のこと)をご紹介いたします。弓の調整によって演奏する際の弓の毛の滑り方や跳ね方などが変わりますので、自分にとって最適な張り具合に調整できるよう心がけましょう。またボーイングはバイオリンの音を出す上で重要な動作です。マスターできるように練習しましょう。
01バイオリンの弓はボタンと呼ばれる部分を回すことで、弓に張ってある馬の毛の張り具合を調整できます。時計回りに回すことで弓の毛が締まり、反時計回りに回すと弓の毛が緩みます。
02まず初めにボタンを時計回りに回して、写真のように小指が間に入れられるぐらいまでボタンを回して調整します。
小指がはさめる程度とご紹介していますが、この締め具合はあくまで初心者の方が最初に行う目安としてご紹介しています。実際はプレーヤーによって弓の調整は異なり、それぞれが好みの締め具合で調整しています。バイオリンの練習をしながら自分に合った弓の調整ができるように目指しましょう!
弓の毛とスティックの間が開き過ぎていませんか?写真のようだと弓の毛を締めすぎています。
01ボーイングにはそれぞれ名称があります。弓の全体を使う「全弓」や、弓の上半分を使う「先半弓」、弓の下半分を使う「元半弓」などがあります。
02弓を当てる場所は駒と指板の真ん中です。弓は写真のように、弦に対して常になるべく直角になるようにまっすぐ弾きます。
横から見た写真は以下の通りです。右手の手首のスナップをきかせて、弦に対して弓を直角にしたまま弓を動かすようにしましょう。
このとき右手の力を抜いて弓を持つように心がけましょう。
以上が確認できていれば、OKです。ボーイングは練習をして慣れていくものなので、根気強く練習を続けることが大切です。ボーイングをマスターすると弓を切り返す際に音を途切れさせることなく演奏できるようになります!
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