鍵盤楽器を演奏する際に、ペダルを踏んでいる間、押さえた鍵盤の音を伸ばす機能を持つペダルです。ダンパーペダルとも呼ばれ、響きを豊かにしたり、音と音を滑らかにつなげることのできる、キーボードを演奏する上で欠かせない要素になります。
機材を買い替えたり、スタジオでキーボードを変更した際に「ペダルを踏んでいないのに、音が伸びる」という摩訶不思議な経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは接続する機材とペダルの極性が異なることにより、本来の働きとは逆の作用が起きてしまう現象です。
キーボード用のサスティンペダルには、ノーマルオープンとノーマルクローズと呼ばれる2種類の極性があり、メーカーや機種によって対応する極性は異なります。主要なメーカーではYAMAHA、ROLAND、NORDはノーマルクローズ、KORG、CASIO、StudioLogicはノーマルオープンとされています。極性が同じであれば、異なるメーカー同士でも問題無く使用できる場合もありますが、基本的にはメーカー推奨品のご使用をお勧めします。(※たとえ同メーカー同士でも、機種や製造時期によって使用できない場合もあります)
もしもキーボードとペダルの極性が違った場合、以下のことをお試しください。
最近の機材には、ペダル極性の切り替え機能が搭載されているものがあります。ユーザーマニュアルを確認してみましょう。
機材の種類によっては、この動作により極性の切り替えが出来る仕様のものがあります。
また、M-AUDIO / SP-2, PLAYTECH / PPD10の様な極性切替え機能を搭載した、より汎用性の高いサスティンペダルも発売されています。
カテゴリーから探す
ブランドから探す
ブランド一覧を見るアフターサービス
© Sound House