TC HELICON / VoiceTone Correct XT

Variations

VoiceTone Correct XTは、ボーカルをスタジオ・レコーディングのサウンドに仕立て上げながら、自動アンチ・フィードバック機能によるライブ時での安心を提供します。複雑なアウトボード機材を必要とすることなく、ボーカル・サウンドをよりバランス良くブライトに整え、ピッチをより正確にします。

■ボーカル用エフェクター
■ボーカル用ピッチ／トーン補正ペダル
■特徴
・超シンプルなセットアップとコントロール
・シンガーの声の特性に順応して処理を行うマルチバンド・シェイプEQ
・トーンとピッチ処理に個別のオン／オフ・フットスイッチを用意
・ピークやシビランス（歯擦音）を制御するコンプレッサーとディエッサー
・自動アンチ・フィードバック機能搭載
・コンデンサーマイク用ファンタム・パワー対応のバランスXLR入力ならびに出力
・1/4"インストゥルメント・インプット→DIアウトの便利機能を搭載
・コンピューター接続用のUSB端子を搭載。VoiceSupportアプリケーションからファームウェア・アップデート、ニュース、使用上のヒントなどを入手または閲覧可能
【仕様】
■マイク・インプット・インピーダンス：1k Ohms
■マイク入力レベル@0dBFS：-44dBu?+2dBu
■マイク入力S/N比：>104dB
■ギター・インプット・インピーダンス：1M Ohms
■ギター入力レベル@0dBFS：+15dBu
■ギター・イン→スルーS/N比：115dB
■出力インピーダンス（Bal/Unbal）：40 Ohms
■フルスケール出力：+2dBu
■ダイナミックレンジ：>108dB、20Hz?20kHz
■周波数特性：+0/-0.3dB、20Hz?20kHz
■電源パワーサプライ（付属）12V.4A
■寸法：130×132×41
■重量：720g

スタッフレビュー

トーンやピッチの補正に特化したボーカル・エフェクターです。バンド練習の時に歌声が聞こえづらい時などは「Shape」で明るさを追加すれば、バッチリ聞こえるようになります。また、「Dynamics」で母音と子音が目立ち過ぎないようにバランスを調整したり、ハウリングを抑える「アンチ・フィードバック機能」など、普段はライブハウスのPAがやってくれていることを、足元で簡単に調整できてしまいます。ピッチ補正もナチュラルな補正から強めの補正まで調節できるので、安心してライブパフォーマンスに集中できると思います。ボーカリストにとって、エフェクターって“何だか難しそう、設定がわずらわしい”と感じる方もいると思いますが、インプットつまみで入力レベルを調整すれば、あとはどれをONにするかOFFにするかを選ぶだけです。声の音作りに欠かせないエフェクターであるコンプやディエッサーのかけ方、細かいEQ設定が分からない人でも、声の特徴に合わせて自動で最適な設定に調整してくれます。ボーカリストだけでなく、ライブで他の楽器を演奏しながらコーラスを取るメンバーにもおすすめです。

営業部 / 荒牧真人