USBメモリー内の楽曲の演奏やDJアプリのコントロールが可能なオールインワンDJシステムの最新モデル「XDJ-RX3」がリリースされました。世界中のクラブに常設される「CDJ-3000」と「DJM-900NXS2」を踏襲して開発されたXDJ-RX3は、優れた機能と操作性を兼ね備え、あらゆるDJスタイルを可能にします。
この特設ページでは、10.1インチの大型ディスプレイを搭載して進化したXDJ-RX3の機能を掘り下げ、その優位性に迫ってみたいと思います。
2つの再生デッキと2チャンネルのDJミキサー、そして大型のタッチディスプレイを搭載したXDJ-RX3。CDJ-3000とDJM-900NXS2をひとつにして小さくしたようなボディには、ノブやボタンが絶妙な距離感で配置されており、クラブと同様の操作性を実現しています。
本体にはUSBストレージデバイス用の2つのポートと、PC接続用の合計3つのUSBポートが搭載されています。「rekordbox」と「Serato DJ」に対応(*Serato DJは2022年対応予定)したXDJ-RX3は、豊富なUSBポートによりDJ間のスムースな交代が可能。複数のDJでB2Bを楽しむこともできます。
また、DJミキサーとして機能するXDJ-RX3には、豊富なアナログ入出力端子が装備されています。
豊富な入出力を装備したXDJ-RX3では、ターンテーブルを用いたクラシックなDJシステムを構築することも可能です。アナログからデジタルまで、あらゆるDJスタイルに対応するXDJ-RX3は、小規模なクラブやDJバー、ダンススタジオなどに最適なDJシステムです。
CDJ-3000よりも大きな10.1インチのタッチディスプレイはオールインワンDJシステム最大で、タブレットのような見やすさです。7インチディスプレイを搭載した従来機「XDJ-RX2」では、ブラウザに表示される曲数が8でしたが、XDJ-RX3は12曲に増加。
ディスプレイ上部には、CDJ-3000と同様にTAG LISTやPLAYLISTなどのボタンが用意されており、1ステップで選曲カテゴリーにアクセスすることができます。
また、最大4個のプレイリストを登録できるPLAYLIST BANKが追加され、複数のプレイリストから選曲可能になりました。
XDJ-RX3には、PLAY MODEメニューが搭載されており、楽曲の再生方法を選択できます。この機能を使用すると、プレイリスト内の楽曲を自動的にロードしてプレイするループ再生も可能です。
ジャンルやシーンごとのプレイリストを作成してPLAYLIST BANKに登録しておくことで、XDJ-RX3をBGMの再生プレーヤーとしても活用できます。
BROWSERでは新たに、波形にタッチして任意の箇所をプレビューできるTOUCH PREVIEWに対応。プレビューのために楽曲をロードする必要はありません。
検索ソースへのアクセシビリティと大型ディスプレイによる視認性の高さは、これまでにないスムースな楽曲検索を可能にします。
再生画面では、HIGH・MID・LOWの帯域ごとの波形表示に対応した3BAND WAVEFORMが装備されました。楽曲構成を視覚的に捉えられるので、より完璧なミックスを実現できます。
各デッキに用意されたジョグホイールには、CDJ-3000と同等の情報を表示する2.5インチJOG LCDが搭載されています。デッキにロードした楽曲のアートワーク表示に対応し、デッキ情報を瞬時に把握できます。
また、ハイエンドモデルにのみ搭載されるJOG ADJUSTが実装され、ジョグホイール操作時の負荷調整が可能になりました。これにより、正確でレスポンシブなスクラッチ演奏を実現できます。
DJM-900NXS2のレイアウトを踏襲したミキサーは、EQやエフェクトなどが機能的に配置されており、クラブスタンダードモデルの操作性を実現しています。
また、BEAT FXとSOUNDCOLOR FXが強化され、DJM-900NXS2と同様のエフェクトパフォーマンスが可能になりました。
DJM-900NXS2でおなじみのX-PADに対応したBEAT FXでは、ディスプレイをタッチするだけで簡単にエフェクトをコントロールすることができます。
さらに、最大4個のBEAT FXをアサインできるBEAT FX BANKが装備され、すぐにお気に入りのエフェクトにアクセス可能です。
ここまで紹介した機能を基に、XDJ-RX3を使用したミックスパフォーマンスの一例を動画に収めてみました。XDJ-RX3ならではの柔軟な操作性をご覧ください。
HOT CUEやLOOPなどをパッドでコントロールできるPERFORMANCE PADSは、ライブパフォーマンス性を加えるツールとして、DJには欠かせない機能となっています。
XDJ-RX3では、パッドモードの機能が8個に増加し、GATE CUEとRELEASE FXのオールインワンDJシステム初となる機能が搭載されました。
また、PERFORMANCE PADSの状況が表示されるPAD STATUSが装備され、各パッドにアサインされた機能情報を視覚的に認識できます。これにより誤操作の心配もありません。
HOT CUEを設定することで使用可能となるGATE CUEは、選択したHOT CUEポイントへの移動と、パッドを押し続けている間の再生が可能です。HOT CUEの場合、パッドを押すとそのまま再生されてしまうため、楽曲の頭出しにはCUEが用いられます。
CUEと同様の機能を持つGATE CUEは、楽曲のロード後に都度CUEを設定しなくても、目的のポイントからすぐにプレイできるので、とても便利な機能です。
また、楽曲中の特徴的なフレーズやボーカルなどのポイントにHOT CUEを設定しGATE CUEを使用することで、サンプラー的な効果を加えることも可能です。
最新のエフェクトとして話題のRELEASE FXは、パッドを押すだけで、DJが多用するバックスピンやビルドアップ、エコーアウトなどの効果を自動的に作り出すことができます。異なるジャンルへの移行など、大胆な楽曲の切り替えに最適な8種のRELEASE FXは、ミックスを超越した新たなDJスタイルを可能にします。
10.1インチの大型ディスプレイの搭載により、DJのポテンシャルをフルに発揮できるXDJ-RX3。その優位性は視認性の高さだけにとどまりません。
CDJ-3000とDJM-900NXS2のレイアウトが踏襲され、クラブフラッグシップと同等の操作性を実現したXDJ-RX3は、クラブでの活動を志すDJの練習機に最良な一台です。
接続性にも優れており、ターンテーブルやラインレベルの楽器、マイクなどの様々なセットアップが可能です。DJミキサーとしても機能する汎用性の高さから、小規模なクラブやDJバー、ダンススタジオなどのDJシステムのハブとしても注目を集めています。
豊富なアナログ入出力端子に加えてPCとの接続が可能なUSBポートを搭載しており、オーディオインターフェイスとしても機能します。このように、あらゆる機能を集約したXDJ-RX3は、世界に向けてパフォーマンスを配信するDJに最適なツールといえます。
CDJ-3000とDJM-900NXS2を踏襲し、それらのセットアップでしか成し得ないTOUCH PREVIEWなどのハイエンドな機能を一台で完結するXDJ-RX3。そのコストパフォーマンスの高さは、本物を求めるDJやクラブなどのニーズを十分に満たしてくれます。
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