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BARTOLINI MCT500 ベース用ミッドブースト |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥3,580(税込) Price:3,580 yen(incl. tax) |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 考えなしの導入は危険 | 2024/09/07 |
TCTとともに、1978年性のジャズベース(アッシュ+メイプル)に導入しました。 てっきりTCTの出音からミドルを足し引きできるモジュールだと思っていたのですが、ここからさらに音が加工されます。TCTを載せた時点で50hz,6khz近辺が5dbほど持ち上げられ、200hzが5dbほど落ち込むおかげで出音はドンシャリ気味になるのですが、これを載せるとEQフラットの時点で音量感がかなり上がり、その上で8khzあたりが10db近く持ち上げられて、かなりギラっとした音になります。どちらにせよナチュラルな印象はないので、元々の音を気に入っているベースに導入するには、少し検討が必要かもしれません。ただ、低音が出ない、スラップのプル音が目立たないなど、現状の音に満足していない場合は十分にお金を払う価値のあるパーツだと思います。 | ||
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TCT
価格:¥12,800(税込) Price:12,800 yen(incl. tax)
このプリアンプは、最近のナチュラル系(アギュラー、サドウスキー等)とはかなりキャラクターが異なり、回路を通しただけで大きく音が変わります。正確には、250hz近辺のミドルが5dBほど落ち、同時に50hz、6khzのあたりがかなり持ち上がります。この250hzというのが指弾きの太さを左右する重要な帯域で、ここをごっそりカットする、というのは人によっては賛否の分かれるところだと思います。波形的にも相対的にもハイが立つ音になるので、耳障りな音だと感じる場合もあるかもしれません。音量感もかなり下がるので、演奏中にアクティブ・パッシブを切り替えて運用する用途には向かないでしょう。
EQの効きはかなりマイルドで、フルブーストしても破綻しません。このあたりは、最近の過激なブースト幅を持つプリアンプに比べて大きなメリットになると思います。
先ほども述べましたが、かなりトレブルの際立った出音になりますので、スラップの際はハイを切ってあげないと聴き疲れする原因になってしまいます。そもそも70’sスペックのベースにTCTを載せていることで有名なマーカスですが、そのTCTも初期型のそれであり、現行のプリアンプとはかなり印象が違います。単にNYサウンドを期待していると、少し弾きづらいベースになってしまうかもしれません。
ただ、世間の印象とは裏腹に、アルダーローズのスペックのベースにこそ合うかもしれません。特に上が出ない個体、ローが出ない個体に関しては、かなり効果的だと思います。最近はめっきり見ないピーキーな性能のプリアンプですから、ハマる個体にはばっちりハマると思います。