|   | MXL MXL2003A コンデンサーマイク | 在庫状況:Stock:  在庫あり In Stock 価格:¥24,800(税込) Price:24,800 yen(incl. tax) | 
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|      (5.0) | とりあえずこれで録れば安心 | 2025/03/19 | 
| 音に関しては今さら言うまでもないくらい素晴らしい。下から上まで繊細かつフラットに録れる。ハイ上がりになっていないので、そういうマイクに耳が慣らされているとこもっていると感じるかもしれないけれど、超高域まできっちり繊細に解像している。これ!っていうハマるマイクがないときはとりあえずこれで録れば失敗はないという安心感。アタックの強い撥弦楽器も痛くならないし、ヴァイオリンのような擦弦楽器もいい感じの倍音が録れるし、ボーカルも繊細な表現からシャウトまでいける。ナレーションにもよい。 マイクカプセルがビンテージマイクをモデリングして作ったということらしいけど、たぶんU67とかのことを言っているのだろうか。音の傾向としてはU87にはあまり似ていなくて、U67の高域特性を伸ばしたような雰囲気をしている。まあつまりこれらには似ていない。ただ、どういったソースに使っても少しコンプがかったような音で低域から高域まで綺麗にまとめ上げて出力してくれる、という意味では同類といった感じ。振動板の厚み同じで直径が近いというのも似た傾向を出すのに役立っているのかもしれない。 ちなみにカプセルの口径が27mmとされているけれど、メーカー公式だと32mmになっているのはマイナーチェンジでもあったのだろうか……それとも測定位置が違っていたのを合わせたのだろうか……まあいずれにしても、そんな数値を気にする必要はない、いい音をしている。レコーディング環境を整えたい、という話があったときにはマイクの選択肢に必ず入れている。 | ||
|   | marantz Professional MPM1000J コンデンサーマイク・デスクトップスタンド付属 | 在庫状況:Stock:  取扱中止 N/A 価格:¥7,480(税込) Price:7,480 yen(incl. tax) | 
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|      (4.0) | なるほどアルミダイヤフラム | 2025/03/19 | 
| マイクとしては超低価格で、でもマランツというちゃんとしたメーカーが作っているものなので気になって試してみた。かつては上位グレードがあったみたいだけれど、今は終売なのだろうか。 MPM1000は振動板が18mmのバックエレクトレット型で、振動板がアルミで出来ているという珍しいカプセルを採用している。周波数特性図的にはハイ上がりではない落ち着いた特性の、一般的なコンデンサーマイクといった感じだが過渡応答特性などは一般的な高分子フィルムの振動板とは違いそうだなと予想してテストスタート。 まず音を出した瞬間なにこれ!?となった。コンデンサーマイクとして聴き慣れた音とは全く違う音が出てきて困惑したが、数秒して気が付いた。これはリボンマイクの音だ。もちろんリボンマイクそのままというわけではないけれど、傾向がかなり似ている。よく考えてみるとリボンマイクの金属リボンはアルミ等の金属で出来ていることが多く、空気の振動に対する追従特性が似ているのも納得ではある。リボンマイクとコンデンサーマイクのハイブリッドといった感じ。真空管系のマイクプリアンプにもよく合う。 なので汎用性という意味では皆無な音と言っていい。かと言ってこれがだめなのかと言うとそうでもなく、等価ノイズは非常に小さいしSN比も悪くない。低域まで感度は伸びていて、決して安っぽい音はしていない。この音がハマる状況で使えば他ではなかなか出せない出音が得られると感じた。ハマる状況としては、例えばギター等の撥弦楽器系、ヴァイオリンでざらついた音を出したいとき、曲調によってはボーカル、レトロな雰囲気を出したいナレーション等。 とは言え普通にレコーディングするときにリボンマイクの音が欲しいのであれば、MXL R144という格安リボンマイクが存在するのでわざわざこれを買う必要はない。でも安くいろいろな傾向のマイクを揃えて手数が欲しい、というときにはいい選択肢になると思う。AT2020、MXL V67G、MPM1000あたりがあればそこそこの状況に対応できるんじゃなかろうか。残った予算でしっかりとマイクプリアンプを買った方が、U87Aiだけ買ってインターフェース直結みたいな状態よりはずっとしっかりとした音で録れる。あとは技術次第。 | ||
|   | audio technica AT2035 | 在庫状況:Stock:  在庫あり In Stock 価格:¥19,800(税込) Price:19,800 yen(incl. tax) | 
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|      (4.0) | AT2020と比べて気難しいがいい音 | 2025/03/19 | 
| ATシリーズは個人で所有しているものは2020のみだけれど、音のバリエーション的にどうなのかなと思い2035も試してみた。 AT2035は振動板が24.3mmのバックエレクトレット型で厚みは2㎛。オーディオテクニカは2020から2㎛の振動板を採用してくれているのが嬉しいところで、これが色なのかなと思う。 音の印象としてはATシリーズにしては珍しくハイ上がりで、ドンシャリまでは行かない(耳には刺さらない)けれどそんな感じの傾向。素通しの状態ですでにクリアに聴かせてくる。2020や2050、4040から4050に至るまでこういう傾向は他にあまりない。そう言った意味でATシリーズの中では唯一なところがある。音の質そのものはとてもよくクリアで実在感のある音が録れるので、後処理少なく済ませたい(クリアな音にしたい)という用途にはハマると思う。あと出力ゲインがものすごく高い。今まで見た中で一番高かった気がする。 ただひとつ気になるというか、録る上で難しいなと感じた部分がある。どのマイクにも「この音圧で音を当ててやるとマイクが喜んでいるな」というポイントがあるのだけれど、言わばそのスイートスポットが思ったよりも狭い。少しでも外すと急に線が細ったりしてバランスが崩れることがある。特にオンマイクで顕著なので、ラフに録るならややオフ気味か完全なオフマイクの方がこのマイクには合ってるかなと感じた。出力ゲインも高くSN比が非常に良いのでそういう意味でもマッチする。 ATシリーズの中ではちょっとした異端児ではあるものの、極薄の振動板で1インチ弱の口径の音が手に入るのはとてもいい。マイクの持つ癖を理解してセッティングを出してあげれば、この音を活かせる場面はけっこうあると思う。 | ||
|   | audio technica AT2020 | 在庫状況:Stock:  在庫あり In Stock 価格:¥13,200(税込) Price:13,200 yen(incl. tax) | 
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|      (5.0) | 素性のいい音 | 2025/03/19 | 
| 特殊な使い方だけれども、C-38Bの音を模倣できるマイクをある程度は値段問わず探してAT2020に辿り着いた。もちろんミキサーでほんの少しイコライザをかけることが前提。 AT2020はバックエレクトレット型の15.4mmのカプセルで、振動板の厚さは2㎛とのこと。バックエレクトレット型はエレクトレット型の一種なので誤解されがちだが、DCバイアス型と比べて設計上の不利はない。1インチ以上の口径でないというのも、用途次第なので特に問題はない。振動板が2㎛という薄さは期待できるし、(同じ設計ではないらしいが)このカプセルのスペックはAT4033と同一。 なので音質については期待ができそうということ、周波数特性図を信じるならC-38Bに寄せられそうということで半ば賭けで買ってみた。結論としては大正解、おそらくこれ以上にC-38Bに寄せるのは難しいかもしれない。 まず素通しの音は今回の目的には合わなかった(予定通り)。音の「質」はいいのだけれど、音に厚みがなく線が細くなってしまっている。とは言え質そのものはとても高い。ボーカルをオンマイクで録ってみると、ノーEQでもおおよそジャンルを問わずそつなくオケと混ざる。うるさい系でも音圧に負けないし、静か系でも前に出すぎない。苦手なのはやはり低域の厚みが欲しいときか。ヴァイオリンにもなかなか合う。 ということで、ミキサーのイコライザで80Hz付近の落ち込みを逆位相で打ち消すように+3dBほどしてあげる。そしてここから12KHz付近を-3dBほどするとC-38Bにかなり近くなる。使うマイクプリアンプやインターフェース、サンプリング周波数やビット深度によっても結果は変わるけれど、今回の用途ではブラインドでバレないレベルにまで持っていけたのでとても満足。 エントリーモデル、小口径、バックエレクトレット型ということであまり評価されていない部分もあるような気もするけれど音の素性はとてもよい。もっとちゃんとした評価をされてもいいと思うけれど、とは言え性能を引き出してあげるにはマイクプリアンプは必須だし目的が明確で適切にセッティングできる技術があることが前提になる。言い換えればそれだけしてあげる価値があるということで、このマイクでちゃんと録れないなら技術を疑ったほうがいいまである試されるマイクでもある気がする。 | ||
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DR-10SG リニアPCMレコーダー
価格:¥12,400(税込) Price:12,400 yen(incl. tax)
まず普段のレコーディングがC-38Bを始めとする収録環境なので、フィールドでもできるだけ妥協はしたくなかった。となると、C-38Bを持ち出してリニアPCMレコーダーで音声別録りするのが筋ではあるが、機動力を求められる撮影なので身軽に撮れないのはNG。レコーダーもカメラにマウントできないと厳しい。ということで探して見つけたのがこれだった。
そもそもマイクだけで普通何十万円もするのに、マイクにプリアンプとレコーダーまで内部にくっついてるものが1万円……まあそこまで期待はせずに現状よりも多少良くなる程度、せめてSN比くらいは改善できればくらいのつもりで買ってみた。当初はケーブルでカメラに直接入力する予定だった(カメラへの入力が大きければSN比がよくなるため)。
結果、ケーブルでカメラに入力するとヒスノイズが無視できない程度に出たので、カメラにマウントできるリニアPCMレコーダーとして使うことに。すると普通にいい音でびっくりした。防音室でC-38Bと並べて録ってみても、実用上は極端に見劣りするような感じもない(もちろんシビアに見れば天と地ではあるけども)。
音の傾向としてはエッジターミネーション系のカプセル(K12系)の雰囲気。ECMだけどね。設定NATURALで変なドンシャリ感もなく音が薄い感じもなく、かと言ってこもるわけでもなく、オンマイクでも近接効果が出すぎずオフマイクでも抜けすぎない。密度の高い「ちゃんとした」フラットな音をしてる。感度もよく、SN比も非常によい。
指向性は鋭すぎず、90°でもそれなりに拾う。が、正面の感度が低いわけではないので広めの指向性を持ったショットガンマイクとして使える。単一指向性に近く汎用性が高いパターンでよい。また正面を外れても周波数特性のバランスが狂いにくいのもいいところだった。
バックアップ録音もできるし想像以上にいいマイク&リニアPCMレコーダーでよかった。