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KORG DS-2H |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥3,280(税込) Price:3,280 yen(incl. tax) |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ハーフダンパー? | 2023/04/21 |
普通、ハーフダンパー対応のペダルというものは3極のプラグを備えて本体から電流を送りそれをペダルにつけた可変抵抗を通った電流値の減衰等で踏んだ量を計測します。つまりはMIDI企画ですのでデータ自体は7bitなので0-127の値を連続して出力できるようになっています。同社のDS-1Hも他社のハーフ対応鍵盤もそのようになっているはずです。 ですが、このDS-2Hはプラグが2極でした。で、ハーフダンパー対応ってどういうこと?とおもい分解してみました。 そしたら可変抵抗ではなく、抵抗が4つ並んでいるだけでした。踏み込んだ量に対して抵抗に一本ずつ電流が通る仕組みです。つまり、ハーフダンパー対応とはいえ、DS-1Hのようにコンティニュアスな値が出るのではなく、階段状に決まった値が出力されます。 2極プラグを採用してこのようなものをわざわざ作るKORGの意図がわかりません。 私はD1を使用しており、ロットの関係上DS-2Hを使用せざるを得なかったのですが、思いつきでDS-1Hを2極で抵抗値がコンティニュアスに出るように配線を改造してみましたが、D1の方でDS-2Hを使用したときのように階段状にしかCC64の値が出てきませんでした。 コスト削減のためなのかわかりませんが、なぜここでこんな激しく余計な専用設計を打ち込んできたのか、KORGさんまじで何考えてるかわかりません。D1は鍵盤はRH3で好きなのでマスターキーボードとして使用していますが、このようにKORGさんが時折行う意味の分からない仕様を入れ込むのはほんとやめていただきたく思います。なぜ今までできていたことをわざわざできなくするのか。今までのものをそのまま使えるようにするほうがコストがかからないんじゃないんでしょうか?どうなんですかね、KORGさん。 散々書きましたが、私はファーストシンセがX3だったり、現在一番愛用しているシンセがOASYS76だったりするKORGファンですので、こういう変なことをされると余計腹がたちます。奏者視点でものを作ってください。 | ||
もりや's Profile
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Address:山形県
Numa Stage ステージピアノ
価格:¥160,380(税込) Price:160,380 yen(incl. tax)
鍵盤やホイールなどのインターフェース制御部はAtmelの32bitAVRマイコンで制御し、これから内部のMIDI結線で音源ボードにMIDI情報を送る仕組みになっています。
このMIDI制御ボードは上記ACアダプターの5Vで動作するのですが、このACアダプターに不具合が出やすいらしく、5Vラインが非常に不安定な状態になります。そうするとMIDI制御ボードのスーパーバイザーチップでのリセットしきい値を下回るくらいに不安定(波形がフラットにならない)になるとMIDI制御ボードが内部で再起動を繰り返します(電源不調に弱い設計)
本体的には一見すると問題なくても鍵盤を押さえても音が出なかったり、アルペジエーター搭載でもないのに鍵盤を押し続けると音がトレモロ状態になったりする問題があります。また、近年のFATAR鍵盤で昔より多くなったラバーコンタクトの接触不良も本機ももれなく発生し発音しない箇所が発生しやすいようです。
このような構造的に「これは必ず故障するだろう」という構造になっていることと、鍵盤タッチについては日本のメーカーのほうが進んでいることなどからFATARの設計は革新的でもなんでもありません。
実際NordGrandではFATARの鍵盤ではなくKAWAIのレスポンシブ・ハンマー・アクションIIIが採用され世界で絶賛されています。ですが、RHAIII鍵盤はKAWAIのシーソー鍵盤ではなく、安いデジピに採用されている方の鍵盤です。
「このマシンでのこのような体験、構造を見てしまったので知人にFATAR鍵盤は気をつけろとアドバイスするようになってしまいました。TP/8SのようにYAMAHAのFS鍵盤に匹敵するような名鍵盤を持っているのにどうしてこうなってしまったのか。悲しいばかりです。