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ACCESS 「VIRUS TI SNOW」利点:小型なので持ち運びが簡単。音の種類が豊富。Virus controプラグインでDAWソフトからコントロールが可能。オーディオインターフェイスも装備。
弱点:ソフトウェアに2、3点のバグがある。若干価格が高い。
特徴:ドイツのシンセサイザーメーカAccess Music社は、1997年に初代Virusをリリースしてからバーチャル・アナログ・シンセサイザーのリーダーとして、業界を牽引してきました。TIシリーズは、ハードシンセサイザーでありながら、VST/Audio Unitsプラグインとして使用が可能です。大きさは、280×153×50 mmとコンパクトで、外観はSnowの名のとおり白とグレーで統一され、ソリッドな仕上がりとなっています。本体には6ヶのツマミと21個のボタン、そして白/黒の液晶ディスプレイを採用しています。6ヶのツマミの内、ひとつはマスターボリューム、2つはパラメーターのフィルター用、残る3つのツマミは自由にアサインすることが可能です。本機のVirusコントロール・プラグインを使えば、より細かな音作りが可能になります。
新機能「Atomizer」が搭載されました。この機能はオーディオ入力に対し、フィルターやスライスを行い、リアルタイムに操作することが可能です。予想外なサウンドを生成してくれるでしょう。
サウンドハウスコメント:DAWのプラグインとして使用が可能なので、現代における音楽製作環境にとてもマッチした一台と言えるでしょう。もちろんライブの音源としても最適です。Atomizer機能はフィルターをさらに進化させたような機能で、より攻撃的なサウンドメイクが可能になるでしょう。ダンスミュージック・クリエイターなら必須といえるマシンです。
機能 ★★★★☆ 4.0
操作性 ★★★★☆ 4.0
音質 ★★★★★ 5.0
価格 ★★★☆☆ 3.0