
木曽踊保存会 越孝弘さん
今回お話を伺ったのは木曽踊保存会の越さん。木曽節・木曽踊りの文化を次の世代へ繋いでいくため、新しいアイデアも取り入れつつ活動をしています。「昔は敷居が高かったけれど、もともとは人から人に伝わってきた文化。誰でも気軽に唄ったり踊ったりできるようにしていきたい」と、これからについて語ってくれました。

木曽節とは?
伝統の踊り「木曽踊り」を踊るときに唄われる木曽節。はじまりは室町時代、木曽義仲の子孫が義仲供養のために甲冑を着て踊ったものとも言われています。長い間、唄い踊り継がれ、今から100年前に木曽踊保存会が発足。現在では伊勢神宮や海外で披露するなど、活動の場を広げています。

伸びやかな生歌が最高
保存会の若手メンバーに木曽節の魅力を尋ねたところ「高く伸びやかな生歌!」との答えが。山の向こうに届くような、朗々と唄いあげる木曽節のメロディには、人を惹きつける不思議なパワーがこもっているようです。