2018年にオーディオテクニカのレコードプレーヤー最上位機「AT-LP7」が登場し、今もなお高い人気を誇ります。
ここ最近では、世界的なレコード人気の高まりにより、アナログレコード再生をさらにステップアップしたいというニーズも高まっている背景から、音質の向上はもちろん、アナログならではの愉しみでもあるカスタマイズの幅を広げ、理想のリスニング環境を実現するためのレコードプレーヤーが登場。
上質な音体験を、さらなる高みへ。
レコード再生の愉しみ方を広げる本格派モデル
2018年にオーディオテクニカのレコードプレーヤー最上位機種モデル AT-LP7 を市場に投入し、発売から6年が経過した今もなお好評いただいております。ここ最近では、世界的なレコード人気の高まりにより、アナログレコード再生をさらにステップアップしたいというニーズも高まっています。こうした背景から、音質の向上はもちろん、アナログならではの愉しみでもあるカスタマイズの幅を広げ、理想のリスニング環境を実現するためのレコードプレーヤー AT-LP8X を開発しました。
本製品は、ダイレクトドライブ方式を採用。新開発のDCサーボモーターはあえて回転トルクを抑えており、回転速度を正確に維持する制御システムや、制振ダンパーを搭載したプラッターとの組み合わせによりワウフラッター性能を向上し、安定した動作を実現しています。33-1/3回転と45回転に加え、78回転にも対応するため、SPレコードの再生などリスニングの幅も広がります。
各パーツにもこだわり、トーンアームはユニバーサル式でオーディオテクニカ伝統のJ字型トーンアームを採用。高さ調整機能により正確なセッティングが行えます。ヘッドシェルには新モデルの AT-LT10 が、カートリッジには汎用性の高い AT-VM95E がそれぞれ標準装備されており、別売の「AT-VM95」シリーズの交換針によるアップグレードが可能。さらに、付属のサブウェイトを使えば、使用可能なカートリッジの重量が最大23.5g(ヘッドシェル含む)となるため、比較的重いMC カートリッジやヘッドシェルを組み合わせることも可能です。今お持ちのアイテムを含め、装着できるカートリッジが増えるため、カスタマイズの幅が広がります。
オートストップ(自動停止)機能
・再生終了時に自動的にトーンアームが上がり、プラッターが停止する安心設計
レコードの再生が終了すると自動的にリフターが持ち上がり、プラッターが停止するため、レコードや針を守ることができます。
・33-1/3・45・78回転それぞれのレコードでオートストップするタイミングを最適化
リフターはレバー式ではなく、よりスムーズに動作するボタン昇降式を採用。選択した回転数に応じて、オートストップするタイミングを自動で切り替えます。
・オートストップ機能をOFFにして手動操作も可能
安定した駆動性能と不要振動の抑制
・安定した再生を実現するダイレクトドライブ方式
・ワウフラッター性能を向上させる低トルク・ダイレクトドライブDCサーボモーター
・プラッターの回転速度を正確に維持するスピード・センサー・システム
・制振設計を施したアルミダイキャスト製のプラッターと2.5mmラバーマット
・壁面厚16㎜のMDF製ボックス型キャビネット
・水平調整機構を備えたインシュレーター
レコードへの高い追従性
・高感度な有効長247mmのトーンアーム
・VTA(垂直高さ)調整が可能なオーディオテクニカ伝統のJ字型トーンアーム
78回転のレコードに対応
33-1/3・45・78回転から選択可能
LPレコードやEPレコードはもちろん、別売の専用カートリッジ AT-VM95SP などと組み合わせることで、78回転で再生するSPレコードも上質な音で楽しめます。
長年の技術を凝縮したVM型ステレオカートリッジを付属
オーディオテクニカ製VMカートリッジ AT-VM95E を標準装備
本製品には AT-VM95E (0.3×0.7milの楕円針)が付属していますが、「AT-VM95」シリーズとの互換性があるため、お好みの交換針を使用することもできます。オーディオテクニカが50年以上に渡り、カートリッジに向き合い研鑽を重ねた技術や経験、音へのこだわりは、高性能かつ多用途な「AT-VM95」シリーズに表れています。
新規設計、軽量級ヘッドシェル
新規設計軽量級ヘッドシェル AT-LT10 を搭載
約10gの軽量級ダイキャスト製アルミニウムヘッドシェル。オーバーハング調整が可能な貫通穴仕様で、リード線には、OFC(無酸素銅)材を採用しています。
重量カートリッジにも対応
標準タイプのカウンターウエイトに加え、サブカウンターウエイトを付属
標準のカウンターウェイトのみ使用時は14.0~20.0g、追加でサブカウンターウェイトを使用すれば17.5g~23.5gの範囲でカートリッジとヘッドシェルを組み合わせることができるため、重量のあるMCカートリッジやヘッドシェルなどの選択肢が広がります。
専用設計の内部電源方式
オーディオ用に専用設計された低ノイズ電源を採用
PHONO出力に特化した音質重視設計
フォノイコライザー回路を介さずカートリッジの信号をピュアにダイレクト伝送
【ターンテーブル本体】
駆動モーター:DCサーボモーター
駆動方式:ダイレクトドライブ方式
回転数:33-1/3、45または78回転/分
ターンテーブルプラッター:アルミダイキャスト製、ラバーダンパー
始動トルク:1.0Kgf.cm
制動方式:電子制動
ワウフラッター:< 0.1%(WTD) @3kHz(JIS)
SN比:> 60dB
出力レベル:PHONO:標準値4.0mV(1kHz、5cm/秒)
【トーンアーム】
種別:スタティックバランス式J字型トーンアーム
有効長:247mm
オーバーハング:15mm
最大トラッキングエラー角:2.0°未満
針圧調整範囲:0.0~4.0g
使用可能なカートリッジ質量範囲:14.0~20.0g(ヘッドシェルを含む) / (サブウェイト使用時:17.5~23.5g)
【カートリッジとヘッドシェル】
カートリッジ型式:AT-VM95E BK
カートリッジ種別:VM型ステレオカートリッジ
推奨負荷インピーダンス:47kΩ
出力電圧:4.0mV(1kHz、5cm/秒)
スタイラス:0.3×0.7mil 接合楕円針
カンチレバー:アルミニウムパイプ
針圧の範囲:1.8~2.2g(標準値2.0g)
カートリッジ質量:6.1g
ヘッドシェル型式:AT-LT10
ヘッドシェル質量:約10.7g(リード線含む)、約10.0g(リード線除く)
ヘッドシェルオーバーハング調整範囲:+5.5~?2.5mm(AT-VM95E 使用時)
【一般仕様】
電源条件:100~240V、50/60Hz (日本仕向けのみ100V)
消費電力:8W
外形寸法:H161 × W450 × D352mm
質量:約10.4kg
【付属品】
ダストカバー、ラバーマット、プラッター、ダストカバーヒンジ、カウンターウェイト、サブカウンターウエイト、VM型ステレオカートリッジ(AT-VM95E BK)付きヘッドシェル(AT-LT10)、EPアダプター、オーディオケーブル(約1.0m)、電源ケーブル(約1.8m)
【別売】
交換針 AT-VMN95E BK、交換ヘッドシェル AT-LT10
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