VIENNA ENSEMBLE PRO は、世界中のスタジオやプロダクションにおけるで最も信頼性の高いクロスプラットフォーム・ネットワークソリューションとなりました。このミキシング及びホスティング・アプリケーションを使用すると、MIDIケーブル及びオーディオインターフェイスを追加&使用することなく、Mac とWindows 両方で複数のコンピュータによるネットワークを構築することができます。ネットワークの構築に必要なのは必要なのはEthernet ケーブルだけです。1台のコンピューターだけを使用している場合でも、VIENNA ENSEMBLE PRO は、すべてのプラグインとサンプルをロードしたままの状態でプロジェクトを切り替えを可能にするなどの様々な独自の機能により、ワークフローを劇的に改善します。
VIENNA ENSEMBLE PRO は、VSL 社独自のサンプルプレーヤー、ならびにサードパーティ製のすべてのVST/AU インストゥルメントおよびエフェクトプラグインをサポートし、フルパラメーターオートメーションとオプション、そしてVIENNA MIR PRO (別売)の統合により、ステレオとサラウンド(最大7.1ch)でミックスできます。さらに付属のEPIC ORCHESTRA 2.0 を使えば、すぐに使い始めることができる強力なオールインワンのオーケストラ音源が手に入ります。
※ ネットワークを構築するためには、コンピューターの台数分(DAW用コンピューターを除く)の「追加ライセンス」と「iLok License Manager *1」が別途必要です。
*1 iLokドングル(iLok2/iLok3)またはiLok Cloud(ドングル不要)を使用した認証
※動作環境につきましては
代理店ページ内の下部にある動作環境 を必ずご確認ください。
※その他製品仕様につきましても、代理店ページ内情報をご参照ください。
■主な新機能
FXプラグインを追加
VIENNA SUTE PRO をベースとし、便利なGUIを備えたFXプラグインをミキサーに追加:Compressor Pro、Equalizer Pro、Exciter Pro、Limiter Pro、Analyzer Pro。サラウンドに特化したプラグインも用意されています:Matrix Mixer Pro, Surround Balance Pro, Surround Pan Pro。
オートメーションのシンプル化
VIENNA ENSEMBLE PRO 及びインサートされているプラグインのオートメーション可能なパラメーター名を、VIENNA ENSEMBLE PRO とシーケンサーの両方で確認できます。「Learn」ボタンより、シーケンサー側のパラメーターとVIENNA ENSEMBLE PRO 側のパラメーターを素早く繋げることができるようになります。
インターフェースを改善
インスタンス毎にCPU使用率を表示します。
インスタンス毎にMIDI/Audioのアクティビティを表示します。
インスタンスのリストを縦に並べることもできます。
プラグイン・マネジメント
お気に入りのプラグイン(FX/instruments) のリストを作成できます。
よく使うプラグインは自動的にプラグインリストの上部に表示されます。
Vienna Ensemble Pro のプリファレンスでプラグインを使用する/しないを決めることができます。
プラグインのスキャンを改善します。
リソース・マネジメントを向上
インスタンスごと無効化できるようになります(自動)
フォルダごと無効化できるようになります(自動)
チャンネルのコピー&ペースト機能が改善され、テンプレートをカスタマイズしやすくなります。
コネクション&ネットワーク
複雑な環境下でもサーバーの検出の性能が向上します。
コネクション/ディスコネクトの速度が向上します。
シーケンサーのセーブの速度が向上します。
チャンネルビューの改善
アーティキュレーション・ディスプレイ:Vienna Synchron Player, Vienna Instruments Player, Vienna Instruments Pro Player で選択されているアーティキュレーションがチャンネルビューに表示されます。
ミッシング・パッチのお知らせ:Vienna Synchron Player, Vienna Instruments Player, Vienna Instruments Pro Player 上でパッチのロードが出来ていない場合(=ライブラリの参照先を見失っている場合)、赤フレームで区別されます。
FXミニGUIディスプレイ:統合されているFXプラグインのGUIが小さく表示されます。
AU3(BETA)
インスタンス毎に最大48MIDIポート(768MIDIチャンネル)が使えるようになります。Vienna Ensemble Pro 7 が業界初のAU3プラグインになるでしょう。まだ完全には機能しませんので、ベータとしてご利用頂けます。
■旧VIENNA ENSEMBLE PRO から引き継いた主な機能
・Mac~Winの相互通信も可能な、クロスプラットフォーム・MIDI&オーディオLAN ソリューション
・オーディオ・インターフェース及びMIDI インターフェースを使うことなく、ギガビット・イーサーネット経由でMIDI/オーディオ通信
・サードパーティー製AU/VST(Mac)、VST(Windows)のホスティング及びマルチアウトに対応
・DAW を終了してもヴァーチャル・インストゥルメントの状態をキープするPreserve (プリサーブ)機能
・最大7.1ch のサラウンドをサポート。サラウンド to サラウンド・バランシング、モノ/ステレオ to サラウンドも可能
・選択したチャンネルを有効/無効化する機能を搭載。無効化するとプラグインがアンロードされ、RAMの使用量を節約できます。
・複数のトラックを選択すると、それらのトラックは一時的にグルーピングされます。
・Windows のみ:64-bit 及び 32-bit 版のVienna Ensemble Pro Server を併用可能なデュアル・アーキテクチャ
・VST3, AAX-Native, MAS プラグイン環境下では、各インスタンスで最大48 MIDI ポート及び768 オーディオ・ポートが使用可能
・Windows との互換性のために、Mac版でもVSTのホスティングが可能
・DAW からVienna Ensemble Pro Server へオーディオ信号 を流すための「Audio Input」プラグインを用意。これによって、Vienna Ensemble Pro Server を仮想FX (エフェクト)ラックとして使用可能
・Optimize All - Vienna Instruments インスタンスから、使用しないサンプルをRAMから解放
・完全遅延補正
・ワンクリックで「VIENNA MIR PRO」(別売)とインテグレーション
・AU/VST/VST3/AAX Native/MAS プラグイン及びスタンドアロンとして動作
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