2024/10/09
マイルドでノイズレス、扱いやすいシングルコイルサウンド
投稿者名Reviewed by:大村孝佳(本人) 【東京都】
■使用方法・機材:
ESP「SNAPPER Ohmura Custom」で使用。
■使用理由:
これまでSEYMOUR DUNCANのClassic Stackシリーズをいくつも使ってきましたが、その中でも一番理想に近いシングルコイルサウンドだったため。
■使用感想:
出音はタイトルのままで、シングルコイルユーザーとして「こうだったら良いのにな?」というシングルコイルに持つ悩み(ギターアンプなど複合的な物事を含む)を上手く解消してくれている印象です。
また、僕のように速弾き時もピッキングのタッチが強いプレイヤーとの相性が良く、ガツンと鳴らした時のトーンの太さや個性的なサウンドはアルニコ2マグネットにしかない部分であると感じます。
逆にピッキングのタッチが弱めな方にはアルニコ5マグネットを採用している他のClassic Stackモデル(例えば「STK-S10 YJM FURY」など)が音像が元からクリアで速弾き時も音の立ち上がりが良いのでオススメです。
※本モデルは高域がかなりマイルドで全体的に大人しいタイプなので、普段アルニコ5やピュアなシングルコイルを使用している方にとっては音抜けが悪いと感じてしまう可能性があります。
ギターとの相性として、立ち上がりの良いメイプル指板にはマイルドなアルニコ2を、落ち着いたトーンのローズ指板には元気なアルニコ5を、みたいな選択の仕方も良いと思います。
■補足:
Classic Stackシリーズも基本的には「これぞSEYMOUR DUNCAN!」と思える明るく元気なサウンドを持っていますが、本モデルは他のモデルとは全く異なる気難しさと面白さを感じられます。
鳴らし方が分かるとこれ以上に面白さを感じられるスタックタイプを探すのは難しいかもしれません。
レビューIDReview ID:153382
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