2つのゲインステージ、PRE GAINとPOST GAINを装備したVOCUのディストーション・ペダル。レベルの大きい低音域をPRE GAINで歪ませ、他の音域をPOST GAINで歪ませます。バランスと抜けの良い歪みが特徴。ハイカットフィルターを搭載し、好みのサウンドを直感的に作れます
■ギター用エフェクター
■デュアルゲインディストーション
■コントロール:プリゲイン、ポストゲイン、ハイカット、レベル
■電源:DC9V-12V
■寸法66W×113H×48Dmm、272g
~メーカーサイトの解説より~
■一般的に弦楽器は、低音弦が高音弦よりも太い弦を使用するため、高音弦に比べ低音弦のほうが振幅が大きくレベルも大きくなります。1ステージのディストーションの場合、ゲインを上げていくと中高音よりも先に振幅の大きな低音域がサチュレーション(飽和状態)を起こすため、全体で好みの歪みが得られるよりも先に低音域の音つぶれが発生します。本機では、プリゲインで低音がつぶれないところまで歪ませておき、さらにポストゲインでもう一度歪ませることで、ハードに歪みながらも全周波数につぶれのないプレミアムなディストーションが得られる構造になっています。
■本機のシグナルの流れと活用のヒント: 本機は、プリゲイン → ハイカットフィルター → ポストゲインへとシグナルが流れていきます。プリゲインで歪ませたサウンドには多くの倍音が含まれるため、ポストゲインにシグナルを渡す前に、ハイカットフィルターで不要となる倍音をカッ トする仕組みです。 プリゲインとポストゲインを併用する場合、2つのノブのコンビネーションで歪み量と倍音成分(高音)の発生量が様々に変化します。最もオーソドックスなセッティングは、プリゲインを10時~12時くらい、ハイカットをMAXにセットし、 ポストゲインを10時から12時くらいの間で好みのポジションにセットしてください。歪みが足りなければポストゲインを増量し、高音が不足しているようならばハイカットフィルターを時計方向へまわすかポストゲインを減量します。
■注意! 2つのゲインを必要以上に高く設定すると回路内部でフィードバックが発生し、無演奏時にハウリングのような症状が発生します。このような症状が発生した場合には、各ゲインを適度に下げてください。2つのゲインノブは最大に歪ませたセッティングでもノブのポジションが左右対称になるまでに留めてください(例えばPre Gainが2時であれば Post Gainは10時、
Post Gainが3時であればPre Gainは9時というように)。
■一方のノブをミニマムにセットして、他方のゲインだけでも様々な表情の歪みを得ることができます。実験を繰り返して本機の様々なディストーションサウンドをお楽しみください。
電源アダプターの選び方
- 1.タイプ
- 電源アダプターには、交流(AC)と直流(DC)の2つのタイプがあります。お使いの機器の電源仕様は、取り扱い説明書または、本体のマークをご確認ください。直流(DC)の場合、下記の様なマークがあります。
- 2.電流
- ご使用のモデルの電流(A、mA)をご確認ください。原則としてアダプターは機器の電流と同じもの(同じものがない場合は機器に一番近い大き目のもの)をお選びください。例えば機器の表記が800mAの場合は1Aのアダプター、1.5Aの場合は2Aモデルとなります。
- 3.コネクター内径
- お使いの機器の電源アダプター接続口をご確認ください。2.1mm径に対し2.5mm径を接続致しますと電源は入りますが、接触不良が発生する場合がある為、2.1mmに対しては2.1mmのモデルをお選びください。
- 4.極性
- AC-DC機器には極性があり、センターがプラスのものとマイナスのものがあります。この極性を誤ったり、AC-DC変換が必要な機器にAC-ACのアダプターを接続した場合は、部品が焼け、破損にも繋がりますので十分に注意してください。
- 5.電圧
- 原則として異なる電圧のアダプターは故障の原因になりますので使用しないでください。
- 6.注意点
- 間違った仕様のアダプターを使用し、機器が壊れた場合は保証対象外となります。
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