日本の音楽界の発展に多大な貢献をされた指揮者、秋山和慶さんが1月26日に亡くなられたことが発表されました。享年84歳。
西洋音楽教育の第一人者であった齋藤秀雄に指揮法を学び、1963年に桐朋学園大学を卒業。翌1964年に東京交響楽団を指揮してデビューし、同団の音楽監督・常任指揮者を40年間務めました。トロント交響楽団やバンクーバー交響楽団など、国内外の主要オーケストラで指揮を執る一方、広島交響楽団や九州交響楽団など、地方オーケストラの発展にも尽力されました。また、紫綬褒章、旭日小綬章、文化功労者など、数多くの栄誉を受けています。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
【訃報】指揮者 秋山和慶 逝去のお知らせ