稀代のベーシスト、T.M.スティーヴンスことトーマス・マイケル・スティーヴンスが3月10日に死去していたことが、彼に近い人々のSNSにて明らかにされました。72歳でした。
ファンクからロックとジャンルを超え、グルーヴィーで独特な演奏スタイルを生み出した技巧派ベーシスト。70年代後半にミネアポリスで演奏したことをきっかけにセッション・ミュージシャンとして愛されるようになり、数多くのアルバムやシングルに参加しました。音楽業界の大物たちとコラボするほか、ソロアルバムもリリース。ヘヴィ・メタル・ファンクという音楽スタイルを生み出し、その名を不動のものとしました。
彼を悼む数多のファンとともに、心よりご冥福をお祈りします。