「舟唄」「雨の慕情」をはじめ、多くのヒット曲で日本人の心を癒してきた昭和歌謡のヒロイン、八代亜紀さんが12月30日に亡くなったことが公式ホームページにて発表されました。享年73歳。1971年に「愛は死んでも」でデビュー。1973年の「なみだ恋」で大ヒット歌手となって以来、歌番組での出演や新宿コマ劇場の特別公演などで活躍し、「演歌の女王」として広く愛されてきました。
また、映画「トラック野郎」やテレビ番組「8時だョ!全員集合」への出演など歌謡界にとどまらない多才ぶりを発揮し、昭和のお茶の間を和ませてきたことは多くの人の心に刻まれています。1990年代以降もテレビアニメ「とっても!ラッキーマン」の主題歌、ルーツ回帰となるジャズ・アルバムの発表、さらに2013年はヘヴィメタルフェス「LOUD PARK13」において鉄色クローンXへの飛び入り参加など、世代を超えて多くのファンを魅了してきました。歌手人生を長きにわたって全うした八代亜紀さんの、心に染みわたるデビュー曲「愛は死んでも」をお贈りして、心よりご冥福をお祈りいたします。
八代亜紀 / 愛は死んでも
八代亜紀 / 公式ホームページ