米国最大規模に楽器店を展開するGuitar Centerが数か月にわたる検討の末、11/13に米連邦破産法11条にあたる「チャプターイレブン」を宣言しました。債権者との事前の交渉により、Guitar Centerはおよそ8億ドルの負債を削減し、支払い能力の回復を目指します。さらに未公開株式会社のAres Management、Brigade Capital Management、Carlyle GroupはGuitar Centerに自己資本として1億6500万ドルを投資。Guitar Centerは業界の仕入れ先に全額を支払い、12月を迎えることになります。
CEOであるRon Japingaによると、Guitar Centerは新型コロナウィルスが流行するまでは順調に売り上げを伸ばしていたとのことです。同社の全国的なプロモーション活動は音楽製品の認知度を高めるうえで、重要な役割を果たしていました。存続は業界にとってもプラスになるでしょう。
Music Trades 記事