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    Electronic Musicianレビュー AUDIX ドラム用マイクセットFP7 No.2

    2010/05/22

    ■AUDIX
    FP7


    KICK INTO GEAR

    特にバスドラム用として設計されたf6は、中音域が効果的に押さえられている他、低音域が厚く、5kHz辺りの高音域に特徴があるので、中域がこもることなく、ビーターのアタック音をはっきりと捕える事ができます。そのアグレッシブなキックサウンドは、ShureのBeta56に近いと思います。姉妹品のD6と同様、f6はEQなしでもすぐに使えるため、ステージでの急なセッティングでも期待通りのサウンドが得られます。

    スネア用に設計されたf5(吹奏楽器やギターキャビネットの集音にも向いています)は、周波数特性が55Hzから15kHzで、70Hzでロールオフするため、LFノイズを排除する事に成功しています。3kHzから8kHzのブーストにより、アタック感が増している他、内蔵された低質量ダイアフラムにより、立ち上がりの良い切れのあるサウンドを実現しています。最大137dBのSPLを誇り、パンチのあるサウンドを得る為に音源に近づけてセッティングした際に、過大入力によって音が歪んでしまうこともありません。セッティングに関しては、f5の後方部分がハイハットを一定量拾ってしまうことがあるので、コネクター部がハイハット方向へ向かないようにする必要があります。

    3本のタム用マイクf2はD4シリーズ同様、4インチと短いボディデザインで、コンガとコンガの間といったスペースが限られた場所でもセッティングが可能で、パーカッションのマイキングには最適です。f2は3kHzにはっきりとしたピークがあり、タムやコンガで使うと低音のブーミーさを残さず、アタック感のあるサウンドが得られます。また、ラックタム、フロアタムのいずれにおいても自然なサウンドを再現します。



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