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    AKAI 「APC40」誌上レポート パート1

    2009/07/04

    AKAI 「APC40」

    AKAI APC40はAbleton Performance Controller とも呼ばれています。ACアダプタ電源のUSBコントローラーでAbletonのLive7、8での使用を前提に作られています。これを使えばクリップやシーンの切り替え、ミキシング、プラグインのプログラムやトランスポートも簡単に行えます。Liveのセッションビューをそのまま形にしたようなそのレイアウトやバックライト付のボタン、LEDリングノブで、完全にとはいかないまでも、ほとんどパソコンの画面を見なくても操作ができるようになっています。
    Liveの7、8両方でテストをしてみました。電源プラグをコンセントに差込み、USBケーブルをつないで電源を入れ、Liveを立ち上げる、これだけでインストールは完了します。マニュアルにはLiveのMIDIの設定からAPC40を有効にさせるよう記載されていましたが、私の場合その必要は無く自動で認識されて動作するようになりました。

    BUTTON UP

    APC40の心臓部は8トラック、5シーンのクリップを操作するクリップ・ラウンチ・マトリクスです。各クリップスロットのステータスは、ボタンの光る色で識別されます。クリップが無ければ消灯、再生していなければオレンジ色、再生中は緑色になります。Liveのセッションビュー同様、クリップ・マトリクスの右側のボタンでシーンの呼び出しを行います。下側のボタンは各トラックのクリップを、その右端のボタンは全てのクリップを停止する操作に使います。
    シフトボタンを押すとマトリクスはセッション・オーバービューの操作に切り替わり、5×8バンクを操作できるようになります。このビューでは赤いボタンはクリップのあるバンクを、緑のボタンは再生中のクリップがあるバンクを、オレンジのボタンは現在使用中のバンクを示します。ボタンを押すだけで8トラック×5シーンのバンクを40通り(全体では1600クリップ)、即座に切り替えて選択することができます。また、4つのバンクセレクトボタンでも一つのトラックやシーンから他へ、あるいはシフトを押しながら操作すればバンクから他のバンクへの移動も可能です。

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