W60
- おすすめジャンル
- ポップス
- ロック
- ジャズ
- クラシック
- ダンス
バランスド・アーマチュアドライバーを6個搭載した、最上位リスニング用イヤホン。WESTONEの中でも「シグネイチャー・シリーズ」として位置づけられ、特別なモデルであることが窺えます。ドライバーユニットは低音域に2個、中音域に2個、高音域に2個と合計6個ものドライバーユニットを搭載。緻密な音も一つひとつ丁寧に再現し、音の余韻や細かいタッチを忠実に再現してくれます。これだけ音の情報量が多いサウンドでも、音は決して混ざること無く、存在感のある低音域はみごと。輪郭のある中高域には艶があり、絹のように滑らかに伸びる音質です。様々なジャンルの楽曲を聴いてみると、どのジャンルも上手にこなす懐の広さに驚かされます。ロックやポップスは、ノリを十分に生して楽しく表現。ダンスミュージックなど打ち込み系は、切れの良いビートで疾走感があります。クラシックは、オーケストラの壮大な演奏を音場豊かに再現し、コンサートホールに居るような臨場感あふれた生々しいサウンドです。
ハウジング部分は、着せ替え可能なオリジナル・メタリックフェイス・プレートを採用。シルバー、ゴールド、レッドの3色が付属し、付属する工具で簡単に交換できます。左右のプレートを互い違いにすれば、左右の見分けがつきやすく、装着時にも便利です。ケーブルには、オーディオ用ケーブルとApple製品に対応したマイク機能付きリモコンケーブルの2種類が付属。楽曲の再生/停止などの操作ができるほか、iPhoneで使用すれば通話やsiriとの会話も可能です。
W50
W60と同様「シグネイチャー・シリーズ」のW50。ドライバーユニットは低音域に1個、中音域に2個、高音域に2個と合計5個のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載。聴いた瞬間思わずWESTONEか?と思うくらい従来のWESTONEイヤホンとは異なり、WESTONE特有の音の広がりや艶っぽさが控えめで、音質は若々しくやんちゃソリッドな印象。最上位機種のW60は良い意味で一歩引いたところから、上質な音を鳴らす優等生音質でしたが、W50はかなり攻めこんでくるアグレッシブな音の鳴らし方をします。近年のイヤホンとは一線を画す傾向のサウンドで、低音域は程よい量感で好印象ですが、中音域はブーミーで積極的に主張してきます。楽曲によっては、少しうるさく聴こえるかもしれません。高音域は一定以上のクリアさと解像度をキープし、主張の強い中音域を相手に存在感を失わず、明瞭な高音域で好印象です。かなり好みが分かれるイヤホンと言えるかもしれません。
ハウジングは、W60と同様に3色のメタリック・フェイスプレートが付属。ケーブルもオーディオケーブルとApple製品に対応するマイク付きリモコン搭載ケーブルの2種類が同梱されています。
W40
WESTONEユニバーサル・シリーズのミドルクラスにあたるW40。ドライバーユニットを低音域に2個、中音域に1個、高音域に1個と合計4個搭載。ドライバーユニットはもちろんバランスド・アーマチュア型でW60の弟分とでもいうようなWESTONE特有の聴きやすい上品なサウンド。全体的には高解像度かつ、適度な広がりの音場があり、柔らかで奥行のあるサウンドを堪能できます。W60がほしいけど予算的に手が出ない、という方はW40をまず視聴されることをお勧めします。
低音はたっぷりとした厚みがあり、楽曲を後方から支えて中高域をより引き立たせます。高域は凛とした上品さがあり、曇りの一切ない光沢感のあるきれいなサウンド。試しにデヴィッド・ボウイの名曲「STAR MAN」を聴いてみると、アコースティックギターのストロークは繊細に、デヴィッド・ボウイの艶っぽいボーカルを瑞々しく再現してくれます。ロックからクラシックまで、ジャンルを問わないオールマイティなサウンドは、音のバランスが良く、長い時間聴いても疲れない安心感があります。
W40のハウジングには、ブラック、ブルー、レッドのフェイスプレートが付属。付属の工具で簡単に着せ替えできるので、左右で色分けをするなど、好みの使い方が可能です。
W30
低音域に1個、中音域に1個、高音域に1個と各帯域に1個ずつドライバーユニットを搭載した、トリプル・バランスドアーマチュア・タイプのイヤホン。音質的には、W40と似たキャラクターのサウンドで、音の解像度はW40と同等レベル。音の分離具合が良く、楽器の音色を鮮明に聴き取ることができます。W40と違う点としては、W30のサウンドは全体的にすっきりとまとまり良く聴こえます。W30は低域にまとまりがありコンパクトな印象。ボーカルは近いところから聴こえ、しっかりとした存在感があります。「サ行」が刺さるか刺さらないかの絶妙な鮮明さで、細かいニュアンスも余すことなく再現し、ボーカルの個性を十分に楽しめます。全体的に聴きやすい音なので、ジャンルを問わないオールマイティなサウンド。ボーカルをメインに聴くには特におすすめのイヤホンです。
W20
BA型ドライバーを2搭載した、デュアル・バランスドアーマチュア型のイヤホン。ドライバーユニットを低音用と高音用に分けることで、帯域ごとの解像度、繊細さをキープしつつ、上位機種に比べて元気のあるメリハリの効いたサウンドを楽しめます。低音域には芯の通った力強さがあり、バスドラムのアタック感を心地良く再現します。高音域は粒立ちが良くスッキリとしているので、ピアノの速いタッチをクリアに描いてくれます。全体的に元気なサウンドで、ロックやポップスなどノリのあるジャンルと相性が抜群です。楽曲の持つ勢いを損なうことなく、躍動感あるサウンドを楽しむことができます。
W20のハウジングは、上位機種に比べると一回り小さく、コンパクトで軽量。耳に沿うようにぴったりと収まります。装着感に優れているので、カナル型イヤホン、特にケーブルを耳の裏へ回す「シュア掛け」が初めての方におすすめ。ケーブルは通常のオーディオ用ケーブルに加えて、Apple製品対応のマイク付きコントローラーケーブルが付属し、iPhoneなどのスマートフォンで使用が可能です。昨今話題のLINE MUSICやApple Musicを高音質で楽しみたい方にもピッタリ。W20は、コストパフォーマンスに優れた高音質イヤホンへ仕上がっています。
W10
バランスド・アーマチュア型ドライバーを1個搭載した、ユニバーサル・シリーズのエントリーモデル。エントリーモデルだからそれなりの音質かと思いきや、上位機種に迫る素晴らしいサウンドを持っていることに驚かされます。低音域の存在感はしっかりとあり、後方から楽曲を支えるようにグイグイと主張してきます。質の良い低音域で、楽曲をカモフラージュすることもありません。中音域は適度な量感があるのでボーカルを上手に持ち上げてくれます。高音域は鮮明で、スネアのリムの響きやハイハットの細かい刻みをクリアに再現。
ハウジングの大きさは、W20と同サイズでとてもコンパクト。装着してみると、耳にイヤホンをつけている感覚をあまり感じることがなく、装着感がとても良好です。付属品も上位機種と同様に、妥協の無い充実した内容。シリコンイヤーチップが5ペア、低反発ウレタンイヤーチップが5ペア付属し、好みで使い分けが可能です。WESOTONE専用のキャリングケースやクリーニングツール、3色のフェィスプレートはもちろん、ケーブルもオーディオケーブルとApple製品対応マイク付きコントローラーケーブルも付属しています。