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トランペットとは

トランペットとは

トランペットとは

オーケストラや吹奏楽、ジャズなど幅広いジャンルで使用される金管楽器。花形とよく呼ばれ、明るくて華やかな音色が特徴です。

トランペットの成り立ち

Ceramic trumpet, AD 300, Larco Museum Collection Lima, Peru, CC BY-SA 3.0 (Wikipediaより引用)

トランペットの歴史は古く、古代エジプトまで遡ります。
原始的なトランペットは木や骨、粘土など様々な素材で作られており、もちろん今の様なバルブシステムは付いていない一本の管でした。神聖な楽器として呪術や儀式でたびたび使用され、紀元前に掘られた壁画にもその名残が残されています。

技術の進歩により金属が使われようになると、軍隊用のラッパとしての役割が主になります。音域を広げるために徐々に管長が長くなっていき、楽器の大きさを小さくするために現在のような巻管のトランペットが作られるようになりました。これにより、簡単なメロディが演奏できるようになり、音楽的な役割も与えられるようになりました。

1810年頃、初のバルブシステムが開発されると1827年にはピストンバルブが、1832年にはロータリーバルブが開発されました。これまで自然倍音列以外の音を出すために試行錯誤されてきたトランペットにもバルブシステムが採用され、演奏の自由度が飛躍的に向上しました。現代でも主にピストンバルブが採用されており、より旋律的な演奏が可能になっています。

トランペットの各部名称

トランペットはマウスピースを唇で直接振動させて音をだします。唇の振動具合と3つのピストンを操作することで管長を変化させ演奏します。また、第1.3番抜き差し管は音程補正のためのトリガーが搭載されているモデルもあります。

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