フレンチホルンとは
オーケストラや吹奏楽など幅広いジャンルで使用される金管楽器。カタツムリのような渦巻きの管体をもち、弦楽器や木管楽器にもブレンドする柔らかな音色が特長です。金管楽器の仲間ですが、その音色から木管五重奏の編成にも入っています。
ポスト・ホルン
英語で「角」という意味のホルンは、角笛を起源にもつ歴史の長い楽器です。16世紀までは、狩猟時の合図や郵便配達時の合図として使用されたため、馬に乗りながら吹けるよう管を巻いて肩に担げるようなデザインとなっています。
通常時
ゲシュトップ時
オーケストラに登場したのは17世紀末頃となり、バルブを持たないシンプルな構造だったため、様々な管を差し替え調性に対応をしていました。18世紀中頃にベルの中に入れた右手の位置を変え音程を変える奏法「ゲシュトップ奏法(ストップ奏法)」が考案され、半音階をある程度演奏できるようになりました。
1810年頃、初のバルブシステムが開発されると1827年にはピストンバルブが、1832年にはロータリーバルブが開発されました。これまで自然倍音列以外の音を出すために試行錯誤されてきたホルンにもバルブシステムが採用され、演奏の自由度が飛躍的に向上しました。
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